基本情報

所属
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域 上級研究員
本部震災復興統括監付
学位
博士(工学)(北海道大学大学院工学院)

研究者番号
40706529
J-GLOBAL ID
201701020293221431

東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県の周辺地域などが、放射性物質で汚染されました。農研機構は、事故直後から放射性物質を除去する研究開発を行い、私も農地などの除染技術の開発や汚染土壌から放射性セシウムの除去技術の研究開発を担当しました。
放射性物質除去の技術開発を進めるため、平成24年4月から2年半の間、福島県飯舘村の復興対策課に派遣されました。また、平成28年4月から同村の復興対策課に再派遣して頂き、地域の営農再開、環境回復の研究を進めています。

村で業務は研究だけでなく、実験場所の選定や住民説明、関係者との調整なども行います。放射能の専門家ではありませんでしたが、除染方法や吸収抑制対策の開発を進めることができたのは、飯舘村のみなさんの協力のお陰です。これからもわかりやすい説明に終始していきたいと思います。

放射性物質に汚染された地域の環境改善は着実に進んでいます。ただ、除染が完了しても、村に戻ってみえるのは60代以上の方が中心となります。高齢化によって自治体の機能が低下するなかで、今後どうやって村を維持していくのか、復興への課題はまだまだ山積みです。

研究キーワード

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論文

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