杦山真史 (Masafumi Sugiyama) - マイポータル

基本情報

所属: 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻特任助教

学位: 博士 (工学)(2024年3月東京大学)

研究者番号: 51002927
ORCID iD: https://orcid.org/0000-0003-1343-2382
J-GLOBAL ID: 202401001034510441
researchmap会員ID: R000067087

外部リンク: https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/kawaguchi/index.html

研究分野

経歴

2024年4月 - 現在

東京大学, 大学院工学系研究科, 特任助教
2021年4月 - 2024年3月

独立行政法人日本学術振興会, 学振特別研究員(DC1)

学歴

2019年4月 - 2024年3月

東京大学, 大学院工学系研究科, 化学生命工学専攻
2017年4月 - 2019年3月

東京大学, 工学部, 化学生命工学科
2015年4月 - 2017年3月

東京大学, 教養学部理科一類

主要な受賞

2024年12月

第41回井上研究奨励賞, 公益財団法人井上科学振興財団
2024年3月

東京大学工学系研究科長賞(優秀)
2023年12月

文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ令和5年度「秀でた利用成果」優秀賞, 含フッ素化合物の合成と自己組織化制御

杦山真史, 野崎京子, 秋山みどり, 木幡愛, 岡添隆, 沖津康平, 飯盛桂子, 木村鮎美, 寺西亮佑
2022年3月

日本化学会第102春季年会学生講演賞
2021年9月

第31回基礎有機化学討論会若手口頭発表賞（Org.Biomol.Chem.賞）
2020年12月

第47回有機典型元素化学討論会学生講演賞（ChemCommun賞）

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論文

Polynorbornenes Bearing Cyclic Fluoroalkyl Side Groups for Achieving High Glass Transition Temperature and Low Refractive Index

Makoto Uno, Masafumi Sugiyama, Takashi Okazoe, Daisuke Kawaguchi

Macromolecules 2025年3月25日
The Tetrafluoroethylene-Mediated Ring-Closing Metathesis: Enabling Unfavored Reactions

Midori Akiyama, Yuki Amabe, Masafumi Sugiyama, Kanami Sugiyama, Tim Gatzenmeier, Takashi Okazoe

Journal of the American Chemical Society 2024年11月27日
Exceptionally Short Tetracoordinated Carbon–Halogen Bonds in Hexafluorodihalocubanes

Masafumi Sugiyama, Yuta Uetake, Nozomu Miyagi, Masaaki Yoshida, Kyoko Nozaki, Takashi Okazoe, Midori Akiyama

Journal of the American Chemical Society 2024年11月6日筆頭著者
Electron in a cube: Synthesis and characterization of perfluorocubane as an electron acceptor

Masafumi Sugiyama, Midori Akiyama, Yuki Yonezawa, Kenji Komaguchi, Masahiro Higashi, Kyoko Nozaki, Takashi Okazoe

Science 377(6607) 756-759 2022年8月12日筆頭著者
Synthesis of Fluorinated Dialkyl Carbonates from Carbon Dioxide as a Carbonyl Source

Masafumi Sugiyama, Midori Akiyama, Kohei Nishiyama, Takashi Okazoe, Kyoko Nozaki

ChemSusChem 13(7) 1775-1784 2020年4月7日筆頭著者

MISC

含フッ素化合物の合成と自己組織化制御

ARIM Japan Magazine 2024年5月招待有り筆頭著者
「全フッ素化キュバンの電子捕捉」

駒口健治, 杦山真史, 秋山みどり, 岡添隆

放射線化学 115 2023年4月
【解説】前人未到の全フッ素化キュバンの合成に成功!!

杦山真史, 秋山みどり, 岡添隆

化学 78 2023年1月18日招待有り筆頭著者

書籍等出版物

日本学術振興会パンフレット 2024-2025

2025年3月

講演・口頭発表等

ヘキサフルオロジハロキュバンの合成・物性およびルイス塩基との相互作用

杦山真史, 秋山みどり, 野崎京子, 岡添隆

第46回フッ素化学討論会 2023年10月16日
Synthesis and characterization of perfluorocubane as an electron acceptor

M. Sugiyama, M. Akiyama, Y. Yonezawa, M. Higashi, K. Komaguchi, K. Nozaki, T. Okazoe

26th Winter Fluorine Conference 2023年1月9日
全フッ素化キュバンの合成と物性

杦山真史, 秋山みどり, 米澤侑希, 野崎京子, 岡添隆

日本化学会第102春季年会 2022年3月23日
全フッ素化キュバンの合成:高ひずみ化合物のフッ素ガスによる直接フッ素化反応

杦山真史, 秋山みどり, 米澤侑希, 野崎京子, 岡添隆

第10回フッ素化学若手の会 2021年9月24日
液相直接フッ素化反応を用いた全フッ素化キュバンの合成

杦山真史, 秋山みどり, 米澤侑希, 野崎京子, 岡添隆

第31回基礎有機化学討論会 2021年9月21日
全フッ素化キュバンの合成

杦山真史, 秋山みどり, 野崎京子, 岡添隆

第47回有機典型元素化学討論会 2020年12月5日
ポリフルオロキュバンの合成

杦山真史, 秋山みどり, 野崎京子, 岡添隆

第30回基礎有機化学討論会 2019年9月25日
CO2固定化による含フッ素炭酸ジエステルの合成

杦山真史, 秋山みどり, 西山航平, 野崎京子, 岡添隆

第8回JACI/JSCシンポジウム 2019年6月24日
二酸化炭素を炭素源とした含フッ素炭酸ジエステルの合成

杦山真史, 秋山みどり, 西山航平, 野崎京子, 岡添隆

日本化学会第99春季年会 2019年3月16日
無機炭酸塩を原料とした非ホスゲン法含フッ素炭酸ジエステルの合成

杦山真史, 秋山みどり, 野崎京子, 岡添隆

第41回フッ素化学討論会 2018年10月25日

所属学協会

2023年 - 現在

高分子学会
2023年 - 現在

有機合成化学協会
2020年 - 現在

基礎有機化学会
2018年 - 現在

日本フッ素化学会
2018年 - 現在

日本化学会
2022年 - 2024年

光化学協会

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

液相直接フッ素化反応を利用した全フッ素化共重合ポリマーの組成自在制御

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援 2024年7月 - 2026年3月

杉山真史
三次元電子受容分子ペルフルオロキュバンの合成

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費 2021年4月 - 2024年3月

杦山真史

産業財産権

特開2020-055792 含フッ素炭酸エステルの製造方法

岡添隆, 秋山みどり, 杉山真史, 西山航平, 野崎京子
特願2025-072666 含フッ素ポリマー、及び含フッ素ポリマーの製造方法

川口大輔, 杉山真史, 山下空輝, 岡添隆, 本村了
特願2025-008078 成形体及び成形体の製造方法

川口大輔, 杉山真史, 安尾英修, 岡添隆, 石橋雄一郎, 本村了

メディア報道

立方体型分子に電子を閉じ込めることに成功

東大新聞オンライン 2022年12月3日
フッ素と炭素の箱に電子東大など、有機デバイスに応用も

日本経済新聞 2022年9月25日新聞・雑誌
「電子の箱」の一辺の長さ

株式会社文藝春秋文藝春秋数字の科学・佐藤健太郎 2022年9月9日新聞・雑誌