2022年4月
【がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療-最前線のレジメン選択法を理解する】遺伝子診断 BRCA遺伝学的検査とはどのような検査か,何がわかるか
臨床婦人科産科
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- 巻
- 76
- 号
- 3
- 開始ページ
- 317
- 終了ページ
- 322
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)医学書院
<文献概要>●卵巣がんに対するBRCA遺伝学的検査は,その目的により(1)PARP阻害薬適応判断のためのコンパニオン検査,(2)遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を診断するための検査,に大別される.●卵巣がんの約15%はHBOCであり,その診断を目的としたBRCA遺伝学的検査は,すべての卵巣がんに対して保険診療として実施可能である.●BRCA遺伝学的検査により,発端者へのPARP阻害薬による治療や,がん未発症家系員へのサーベイランス・リスク低減手術の提供が可能となる場合があり,卵巣がん全例に対する検査実施を考慮すべきである.
- ID情報
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- ISSN : 0386-9865
- eISSN : 1882-1294
- 医中誌Web ID : 2022168150