共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2019年3月

地域在住自立高齢者のQOLと口腔機能低下症との関連性―健康寿命の延伸に向けて-

神戸常盤大学短期大学部  テーマ別研究  

担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

口腔機能の維持が,高齢者のQOLに関連性があるのかを検討するために,自立高齢者を対象に「口腔機能低下症」の診断基準となる口腔機能の測定とQOLを調査する.具体的には口腔機能については「口腔機能低下症」診断基準となる7項目(口腔の不潔,残存歯数,咀嚼能力,口腔乾燥,オーラルディアドコキネシス,舌圧,嚥下機能調査)の測定を行い,QOLについては健康関連QOLと口腔関連QOLに関する質問紙を用いて,健康に関するQOLと口腔に関するQOL両方の視点での調査を行う.これらの調査結果により,自立高齢者の口腔機能の実態を分析し,高齢者のQOLに影響する口腔機能の検討を行う.この調査結果から,高齢社会における健康寿命延伸に向けた介護予防モデルの構築につなげる.