共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年4月 - 2014年3月

2次元中性子集光デバイス製作法の確立と性能評価

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
23360428
体系的課題番号
JP23360428
配分額
(総額)
17,290,000円
(直接経費)
13,300,000円
(間接経費)
3,990,000円

量産可能な2次元中性子集光ミラー製作のキーデバイスとして、φ460mmの大面積でNiC/Tiスーパーミラーシート製作手法を確立した。これは従来の5倍以上の面積に相当しており、この大面積製膜を可能としたことで、J-PARC MLF BL06ビームライン建設や京大炉の小角散乱分光器等の高度化にも貢献をした。m>4のスーパーミラーシートはサポート材無しの自立膜でかつ歩留まりも100%に近い製作手法を確立した。しかし実用に足る形状の精密制御はいまだ道半ばである。そのためm<4でかつ曲率があまり大きくないスーパーミラーに関しては、現時点では、精密切削・研磨等の他の手法が優位であることを確認した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23360428/23360428seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23360428
ID情報
  • 課題番号 : 23360428
  • 体系的課題番号 : JP23360428