
村山 正碩
ムラヤマ マサヒロ (Masahiro Murayama)
更新日: 02/09
基本情報
- 学位
-
修士(社会学)(2020年3月 一橋大学)
- 連絡先
- aizilo1225
gmail.com
- J-GLOBAL ID
- 202101020419707133
- 外部リンク
分析美学の研究をしています。
とりわけ、画像、造形芸術、情動表出という三つの現象を(しばしば結びつけて)扱っています。
1. 画像
主に画像の内容や経験のあり方に関心があります。
これまでの研究で扱っていること:
- 画像の描写内容と表出内容の関係。
- 〈視覚的修辞〉の鑑賞において生じる複雑な画像経験の構造。
今後の研究で扱いたいこと:
- 画像経験における認知的侵入。
- 画像経験における想像力の役割。
2. 造形芸術
絵画や写真、彫刻、コンセプチュアル・アートといった造形芸術の種差と価値に関心があります。
美術史や芸術批評など、同じく造形芸術を扱う他分野との協働にも取り組みたいと考えています。
これまでの研究で扱っていること:
- 画像の限界を押し広げるための表現技法としての〈視覚的修辞〉。
- 写真のニュー・セオリーを援用した、写真芸術(リチャード・モスなど)の分析。
今後の研究で扱いたいこと:
- 肖像の哲学に手がかりを得たキャラ絵の分析。
- 視覚芸術とコンセプチュアル・アートの関係。
3. 情動表出
情動表出、つまり感情を表現することの方法と価値に関心があります。
(一般的な方針でもありますが、)経験的研究との結びつきを意識したいと考えています。
これまでの研究で扱っていること:
- 画像による情動表出の方法と特殊性。
- コリングウッドの芸術表出の理論と拡張された心テーゼの接続。
今後の研究で扱いたいこと:
- 情動表出の行為論と語用論。
- コリングウッドの芸術表出の理論の再構成と自然化。
4. その他の関心
- 美的価値の理由付与性
- アマチュアリズムの文化(例:pixiv)
- 分析美学史
- 東洋の美学
研究に関するあれこれをブログに書いています。
まだこちらに載せていない資料などあるのでぜひ。
#EBF6F7: https://aizilo.hatenablog.com
研究分野
2論文
2-
フィルカル 5(2) 110 - 127 2020年8月 招待有り
-
一橋大学(修士論文) 2020年3月 査読有り
MISC
1-
ART RESEARCH ONLINE 2021年1月 招待有り
講演・口頭発表等
5-
ART RESEARCH ONLINE 2020年10月18日 招待有り
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2020年度 哲学研究者若手フォーラム 2020年9月19日
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2019年度 描写の哲学研究会 2020年1月25日 招待有り
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第17回一橋哲学・社会思想セミナー 2019年7月12日
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第24回一橋大学哲学・社会思想学会 2018年12月1日