2013年12月9日
並列言語XcalableMPによる核融合シミュレーションコードの開発
研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
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- 巻
- 2013
- 号
- 5
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 7
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
GTC-P はトカマクプラズマ中の乱流現象を解析するために米国 Princeton 大学で開発された 3 次元 PIC(Particle In Cell) コードである.本研究では超並列計算環境に対応する核融合シミュレーションコードの高並列言語による開発を目的として,並列言語 XcalableMP を用いて GTC-P コードの並列化を行う.XcalableMP は分散メモリ環境におけるデータの管理に対し、グローバルビューとローカルビューという 2 種類の方法を提供しているが、本研究で扱うような PIC コードにおいてはこの両方の特性を用いることで柔軟かつ効率的な並列コードの記述が可能と考えられる。本稿では GTC-P の MPI による一対一通信を XcalableMP のローカルビュー機能を用いて置き換え,その性能を評価した.また,グローバルビュー機能を用いたさらなるコード開発を予定している.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/170000079452
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10096105
- URL
- http://id.nii.ac.jp/1001/00096573/
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 170000079452
- CiNii Books ID : AN10096105