2021年6月5日
美術史に「女性」をとりもどす アートと美術館のアクションから学ぶジェンダーと歴史
The F-Word レクチャーシリーズ
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 主催者
- The F-Word
講師:小森真樹(武蔵大学准教授 ミュージアム研究/アメリカ研究)
ミュージアム研究者の小森真樹氏を迎えて、ジェンダーの視点からアートと美術館の歴史を考えるレクチャーを開催します。
【詳細】
アーティストは、時代のムードや社会の課題に対して反応をしながら表現をしています。つまり、アートの歴史は時代を映す「鏡」であり、アートを展示・保存して後世に伝える美術館は、アートをとおして時代を記憶する「箱」ととらえることができます。
オリンピックや大学入試などに関する具体例を挙げるまでもなく、昨今ではジェンダーの不平等や不均衡の問題が次々と露わになっています。こうしたジェンダーの問題はアートの世界にも根深く残っていますが、アーティストはこれらをどのように表現しているのでしょうか?
このレクチャーでは、ジェンダーの問題に対してクリエイティブなアプローチで応えるアート作品や展覧会、ミュージアムの事例について解説をします。「ゲリラ・ガールズ」のような有名なフェミニストアーティストから、国内であまり紹介されていないアーティストまで扱う予定です。ジェンダーをテーマにキュレーションされた展覧会、「女性美術館」というちょっと面白い美術館活動の取り組みや、デジタル展示やコレクションの再解釈といった最新のミュージアムの活動にも触れながら、「ジェンダーと歴史」という観点からアートを眺めていきたいと思います。
イベントの後には、美術館とアートと世界の見方がちょっとだけ変わるといいなと思っています。
ミュージアム研究者の小森真樹氏を迎えて、ジェンダーの視点からアートと美術館の歴史を考えるレクチャーを開催します。
【詳細】
アーティストは、時代のムードや社会の課題に対して反応をしながら表現をしています。つまり、アートの歴史は時代を映す「鏡」であり、アートを展示・保存して後世に伝える美術館は、アートをとおして時代を記憶する「箱」ととらえることができます。
オリンピックや大学入試などに関する具体例を挙げるまでもなく、昨今ではジェンダーの不平等や不均衡の問題が次々と露わになっています。こうしたジェンダーの問題はアートの世界にも根深く残っていますが、アーティストはこれらをどのように表現しているのでしょうか?
このレクチャーでは、ジェンダーの問題に対してクリエイティブなアプローチで応えるアート作品や展覧会、ミュージアムの事例について解説をします。「ゲリラ・ガールズ」のような有名なフェミニストアーティストから、国内であまり紹介されていないアーティストまで扱う予定です。ジェンダーをテーマにキュレーションされた展覧会、「女性美術館」というちょっと面白い美術館活動の取り組みや、デジタル展示やコレクションの再解釈といった最新のミュージアムの活動にも触れながら、「ジェンダーと歴史」という観点からアートを眺めていきたいと思います。
イベントの後には、美術館とアートと世界の見方がちょっとだけ変わるといいなと思っています。
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