2009年4月 - 2011年3月
脳損傷疾患における代償性神経回路の形成機序の解明
文部科学省 科学研究費補助金(若手研究(B)) 若手研究(B)
脳損傷は神経機能に重篤な障害を及ぼすが、その後機能は一定の自然回復を示す。本研究では、大脳皮質運動野の損傷後、残存した神経回路が新たな回路を形成して、障害された運動機能を自然回復させることをはじめて実証した。さらに、この新規神経回路形成に関わる一連の分子群(BDNF-TrkB、GABA、MAG/Nogo/OMgp-PirB、EphA4-EphrinB3)の働きを明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 21700381
- 体系的課題番号 : JP21700381