2008年
生体内環境の時空間的な模倣を通じた高機能肝組織の構築
生産研究
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- 巻
- 60
- 号
- 2
- 開始ページ
- 152-159 (J-STAGE)
- 終了ページ
- 59
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11188/seisankenkyu.60.152
- 出版者・発行元
- 東京大学
生体肝の生理的応答を模倣できるin vitro肝組織の開発は, 多様な化学物質の毒性試験における最重要課題のひとつである.成熟肝細胞はin vitro肝組織の有用なソースであるが, その多様な機能を維持したまま長期に培養することは難しく, 様々な観点から改善の試みがなされてきた.しかし, 簡便性と信頼性を併せ持つ培養系の開発には至っていなかった.本稿では, 酸素供給の改善や共培養などの従来の研究に加え, 生体における肝機能の時間変動の模倣という新たな視点からの研究について, 周辺動向を踏まえつつ我々のアプローチを概説した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11188/seisankenkyu.60.152
- ISSN : 0037-105X
- J-Global ID : 200902239276752388
- CiNii Articles ID : 110006936137
- CiNii Books ID : AN00127075