2013年4月 - 2017年3月
学級規模と指導・評価方法等が児童生徒の学力の経年変化に与える影響に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 25285189
- 体系的課題番号
- JP25285189
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 15,730,000円
- (直接経費)
- 12,100,000円
- (間接経費)
- 3,630,000円
本研究では,学級規模の大小と形成的評価の実施状況,及びこれらの組合せによって,児童生徒の学力の変化に違いが見られるかを3レベルの階層線形モデルによって検討した。その結果,小学校では一部の学年・教科で,学級が小規模であるほど形成的評価の実施頻度が高い傾向が示され,形成的評価の実施頻度が高い場合,学級規模が小規模であるほど,一部の学力層においてのみの場合もあるが児童の学力を相対的に高くすることが示された。中学校では,理科において,第1学年で同程度の学力偏差値の生徒についてみると,学級が小規模であるほど第2学年における学力偏差値が高いことが示された。
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- ID情報
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- 課題番号 : 25285189
- 体系的課題番号 : JP25285189
この研究課題の成果一覧
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論文
2-
発達心理学研究 33(4) 391-406 2022年12月 査読有り筆頭著者
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教育心理学研究 69(3) 297-316 2021年9月30日 査読有り
MISC
1-
平成25-28年度科学研究費補助金(基盤研究B)「学級規模と指導・評価が児童生徒の学力の経年変化に与える影響に関する研究」調査研究報告書 2017年3月
講演・口頭発表等
1-
日本教育心理学会第60回総会 2018年9月17日