基本情報

所属
津田塾大学 学芸学部国際関係学科 教授
学位
博士(法学)(慶應義塾大学)

researchmap会員ID
B000257073

研究上の問題関心:政治学が専門です(比較政治、アメリカ政治/日本政治の実証分析など)。巨視的な視点からは、アメリカや日本を中心に、現代の民主政治の現状に関心を持っております。

テーマ関心:以前は、アメリカ政治を対象に、1・フランクリン・ローズヴェルト政権期の民主党のリベラル化、2・ドワイト・アイゼンハワー政権期の共和党の中道化とその後の保守化、3・ビル・クリントン政権期の民主党の中道化の実態を歴史的な観点で研究していました。

現在では以下のようなテーマに取り組んでいます。​

1・分極化と民主主義:「政治的分極化やポピュリズムが民主主義にどのような影響を与えるのか」という関心から、アメリカの分極化に関する研究動向を整理し、それを日本政治に当てはめて検証するという比較政治学的研究を行っています。代表的業績

2・誤情報・偽情報の研究:上記と関連して、偽情報・誤情報の拡散、及びそれが人々に与える潜在的な影響に注目し、アメリカや日本の現代政治における実例を基に詳細な研究を行っています。代表的業績=

3・計算社会科学・Science of Scienceの研究:1,2とは直接関連しませんが、計量テキスト分析やネットワーク分析の手法を用いて、計算社会科学的な観点から日本の政治学者の学術的営為に関する研究などを行ったりもしております。代表的業績=

方法論的関心:計算社会科学や定量的・定性的方法論(エコノメトリクスや事例研究・歴史研究など)、因果推論といった諸手法が交差する領域、それが生み出す新しい知のあり方に関心を持っています。

そのほか、学術研究ツールの使い方に関する著作も書きました。こちら。


学歴

  2

受賞

  1

論文

  31

MISC

  56

書籍等出版物

  18

講演・口頭発表等

  50

担当経験のある科目(授業)

  17

共同研究・競争的資金等の研究課題

  11

学術貢献活動

  2

メディア報道

  37