基本情報

所属
津田塾大学 学芸学部国際関係学科 教授
学位
博士(法学)(慶應義塾大学)

研究者番号
10567390
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-2585-6924
J-GLOBAL ID
201601002765220285
Researcher ID
AAQ-6120-2020

外部リンク

研究領域

 

政治学/比較政治学を基軸に、計算社会科学や定量的・定性的方法論(エコノメトリクスや事例研究・歴史研究など)、因果推論といった諸手法が交差する領域、それが生み出す新しい知のあり方に関心を持っています。

具体的な研究対象としては、アメリカ合衆国の現代政治/アメリカ政治外交史、国際関係史・外交史、日本政治などがあげられます。そのほか、政治学教育法なども研究しています。


研究内容紹介


(いま研究していること:2016年~)
1:ポピュリズムの研究→Party Politicsから論文公刊。APSA、MPSA、SPSA、WPSAなどの国際学会で成果報告。

2:計算社会科学、定性的・定量的分析技法の習得と応用:機械学習、自然言語処理、ネットワーク分析、エコノメトリクス、ビッグデータ、定性的事例の手法、ソーシャル物理学、因果推論などに広く関心があります(それを実装するためのR/Python/Juliaの習得と実用も勉強しています)→Frontiers in Physicsから論文公刊。Intelligent Systems Conference (IntelliSys) 2021で成果を報告予定。。

3:日米関係の研究:日米関係の歴史的展開と捕鯨問題→Diplomatic Historyから論文公刊。SHAFRで成果を報告。

4:政治学教育法:​日本におけるアメリカ政治教育など→PS: Political Science & Politicsから論文公刊。

(むかし研究していたこと:1999~2016年)
学部以来、久保文明先生のご指導を受け、1930年代のペンシルヴェニア州を事例に地方レベルの民主党政党組織に生じた変化とその意義について、実証的に研究しました。この研究成果は、博士学位論文をもとにした単著『ニューディール期民主党の変容-政党組織・集票構造・利益誘導』(慶應義塾大学出版会、2008年)として出版しました。

その後、David Farber先生のご指導を受けつつ、アメリカ政治におけるイデオロギー的分極化の研究を行いました。研究成果は、二冊目の単著『分極化するアメリカとその起源-共和党中道路線の盛衰』(千倉書房、2015年)として出版しました。この本では、「与党の大統領化」という枠組みに依拠して、1950~60年代の共和党を対象に、共和党が中道的な立場をとる政党からいかにして保守的な政党へと変化していったのかを理論的・実証的に描きました。

三冊目の単著『ビル・クリントン-停滞するアメリカをいかに建て直したか』(中公新書、2016年)では、クリントン大統領の生い立ちや大統領としての内政・外交での実績を網羅するとともに、1990年代に中道路線で成功を収めた民主党が、クリントン以後は左傾化に向かっていくプロセスを『分極化するアメリカとその起源』と同様の視点に立って描きました。

『分極化するアメリカとその起源』と『ビル・クリントン』の二冊で、右傾化した共和党と左傾化した民主党の下で激しいイデオロギー的対立が発生し、それがどのように深刻な政治的停滞を生み出してきたかについて総合的展望を提示するとともに、『分極化するアメリカとその起源』、『ビル・クリントン』、『ニューディール期民主党の変容』三冊あわせて、「政党の変化」という軸を通じて、1930年代から2000年代にいたるまでのアメリカ政治の独自の通史・展望を展開しました。

​また、これらの研究を遂行するための方法論にも興味を持ち、「定性的・多重手法的方法論による研究」(Qualitative and Multi-Method Research)の代表的著作である『社会科学のパラダイム論争』(勁草書房、2015年)を翻訳し、いくつかの紹介的論文を書きました。

● 社会発信
研究成果を新聞・雑誌、市民講座/シンポ、シンクタンク、ネット媒体などを通じて、社会に発信・還元・提言しています(こちら)。また、学術研究・教育を効果的・効率的に進めるためのITソリューションの活用法などについて、noteに書いています。

● 教育
研究成果をもとに最新の知見を大学で学生に教授しています。授業や研究における工夫はnoteに投稿しています。


学歴

  2

受賞

  1

論文

  23

MISC

  36

書籍等出版物

  15

講演・口頭発表等

  37

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

学術貢献活動

  2