共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2018年3月

筋収縮培養系と次世代シークエンサーを駆使した封入体筋炎の分子病態の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
16K15474
体系的課題番号
JP16K15474
配分額
(総額)
3,510,000円
(直接経費)
2,700,000円
(間接経費)
810,000円

sIBMに関しては患者検体収集を行うと共に、臨床情報についてもまとめて論文化した。また患者血清における自己抗体の病態意義に関して、ヒト血清およびマウスを用いた実験で解析し、熊本大学との共同研究で論文を発表した。sIBMの臨床診断の時に必須である骨格筋生検の際に一部の骨格筋からCD56陽性の骨格筋芽細胞をあわせて8例から樹立した。sIBMの4例についてRNAシークエンスを行った。遺伝子異常を認める封入体性ミオパチー9例との比較も含め、疾患関連既報告変異およびレアバリアントの抽出を行った。プロテアソーム機能不全仮説に基づくマウスモデルに関しても骨格筋幹細胞特異的発現抑制マウスの解析を進めている。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K15474/16K15474seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K15474
ID情報
  • 課題番号 : 16K15474
  • 体系的課題番号 : JP16K15474