平成30年度は、光学顕微鏡技術支援として128件、電子顕微鏡技術支援として82件、磁気共鳴画像技術支援として29件、画像解析支援として48件行い、トレーニングを10回開催した。
応募件数を増やすために、オフィシャルサイトを随時更新して情報発信するとともに、公募案内のポスターをリニューアルして、大学・研究機関に送付した(約1,000件)。また、イメージングに関連した学会に本プラットフォームのオフィシャルサイトへのリンクの掲載および公募情報についてメーリングリストの配信を依頼した(約80件)。新たに支援担当者が加わったので、支援内容と公募方法を紹介するリーフレットを改訂した。さらに、第74回日本顕微鏡学会、第70回日本細胞生物学会/第51回日本発生生物学会合同年会、25th International Congress on Sexual Plant Reproduction、第41回日本神経科学大会、日本植物学会第82回大会、第41回日本分子生物学会、第60回日本植物生理学会、9th Federation of the Asian and Oceanian Physiological Society Congressにおいて、シンポジウム共催やブース出展を行った。The 66th NIBB Conference/ABiS International Symposium"Cutting Edge Techniques of Bioimaging"を開催し、最先端イメージングの議論を行った。また、光学顕微鏡画像、電子顕微鏡画像、および動画の3つのカテゴリーにおいてイメージコンテストを開催した。応募者の多くは、学生や若手研究者であった。本プラットフォームの全支援者による投票を行い、最も多く得票を集めた応募者を、第41回日本分子生物学会で表彰した。
欧州諸国を対象としたEuro-Bioimaging(EuBI)が展開する、国を超えたイメージングネットワーク、Global Bioimaging(GBI)プロジェクトと平成30年9月に国際連携の締結を行い、合同シンポジウムと合同トレーニングを開催した。この国際連携も含めた本プラットフォーム活動の紹介記事が科学新聞やNatureダイジェストに掲載された。