2020年4月 - 2023年3月
コンピュータ版と紙版の英語能力試験の比較―受験者の視点から
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、被験者にコンピューター版と紙版の英語能力試験を受けてもらい、スコアの統計的な分析を行い、調査票とインタビューを用いて、両形式のテストに対する受験者の反応や考えを調べ、コンピューター版と紙版の試験に対する好き・嫌いに影響を与える要因を探り、テスト形式に起因する問題点(例えばコンピューター版のスピーキングテストでは、会話のやり取りが行われないがそれでよいのか、など)について、受験者の意見を尋ねる予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、被験者が安心して英語能力試験を受けられる状況ではなかったので、2020年度と2021年度は研究の実施を見合わせた。よって、現在までに研究実績は何も上げられていない。
2022年度は、ようやく新型コロナウイルス感染症に対する不安も和らいできたので、コンピュータ版テストとしてTOEFL iBT、紙版テストとしてIELTS Academicを用いて、上記の内容の研究を行う予定である。具体的には、6月に被験者を募集し、7月に確定し(上限は56名)、被験者には8月と9月の間にTOEFL iBTとIELTS Academicを受けてもらい、さらにオンライン上で最小英語テスト(MLT Group, 2020)とVocab Level Test (McLean & Raine, 2019)も受けてもらう。そして、Google Formsを介したアンケート調査とZoomを使ったインタビュー調査も行う。
2022年度は、ようやく新型コロナウイルス感染症に対する不安も和らいできたので、コンピュータ版テストとしてTOEFL iBT、紙版テストとしてIELTS Academicを用いて、上記の内容の研究を行う予定である。具体的には、6月に被験者を募集し、7月に確定し(上限は56名)、被験者には8月と9月の間にTOEFL iBTとIELTS Academicを受けてもらい、さらにオンライン上で最小英語テスト(MLT Group, 2020)とVocab Level Test (McLean & Raine, 2019)も受けてもらう。そして、Google Formsを介したアンケート調査とZoomを使ったインタビュー調査も行う。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K00891
- 体系的課題番号 : JP20K00891
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JALT2023 2023年11月27日 JALT