2018年
森林気象害と森林情報
日本森林学会大会学術講演集
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- 巻
- 129th
- 号
- 0
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本森林学会
<p> 林業は育林期間が数10年と長いことから、主伐までの間に外的要因による森林被害を受けることがある。外的要因は、風害や雪害など気象要因によるものや、火災など人為的要因があり、両者が複合的に関係して生じたと考えられる被害もある。林業経営でこうしたリスクを考慮する必要がある。 そこで、どのような森林被害がどのような場所で起きたのかについて、森林災害に関する統計資料や森林保険に関する情報などから概観し、国内の森林被害の特徴を紹介する。 次に、森林災害が生じた際に被害林分とその状態をどのように把握するかについて、衛星画像や空中写真、地上での調査などさまざまな情報ソースを活用した方法を具体的な事例を踏まえて紹介し、それぞれの手法から得られる森林情報の特徴について解説する。 最後に、森林保険の被害評価にこうした被害調査技術を活用する方法など調査技術の今後の発展方向と、林業経営や森林管理に生かすための被害情報の保存、利用方法に関するあり方について述べる。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 2187-6576
- J-Global ID : 201802275501055170
- CiNii Articles ID : 130007376409
- identifiers.cinii_nr_id : 9000396090263