論文

査読有り 本文へのリンクあり
2019年

平成23~27年度に調査した収穫試験地等固定試験地の経年成長データ(収穫試験報告第26号)

森林総合研究所研究報告
  • 西園朋広
  • 細田和男
  • 家原敏郎
  • 鷹尾元
  • 齋藤英樹
  • 石橋聡
  • 高橋正義
  • 古家直行
  • 小谷英司
  • 齋藤和彦
  • 田中邦宏
  • 田中真哉
  • 光田靖
  • 光田靖
  • 北原文章
  • 近藤洋史
  • 高橋與明
  • 佐野真琴
  • 全て表示

18
2
開始ページ
231
終了ページ
273
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20756/ffpri.18.2_231
出版者・発行元
森林総合研究所

森林総合研究所は林野庁の各森林管理局と共同で、全国の国有林に現在およそ180か所の収穫試験地を設定し、定期的な林分調査を行っている。このうち本報では、平成23~27年度に調査を実施したスギ・ヒノキ・カラマツ・トドマツの人工林収穫試験地等39試験地、76試験区およびアカマツ天然林収穫試験地1試験地、3試験区の調査結果を、過去の林分成長データとともに報告した。各試験地では比較的精密な毎木調査が実施されてきた。例えば、原則として、立木に識別番号を付して間伐、被害、枯死などの消長を記録した。また、胸高直径についてはペンキで印づけして固定した胸高位置で全数を測定した。樹高については測高器を用いて、原則として、全数を測定した。多くの試験区では、寺崎式B種間伐に相当する中庸度の下層間伐が施されている。ただし、一部の試験区では、間伐を全く実施していない場合や植栽本数・間伐強度を通常より多く (もしくは少なく) 設定した場合がある。これらの試験地から得られた時系列データは収穫表の検証や調製のほか、人工林の長期成長特性や間伐効果の解明、成長モデルのパラメータ調製などに応用されており、有益な研究基盤といえる。今後、適切に継続調査を実施することで、さらにデータの価値を高めることができると考えられる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20756/ffpri.18.2_231
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902244648527914
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007688984
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10164318
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029903325
URL
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010928146 本文へのリンクあり
ID情報
  • DOI : 10.20756/ffpri.18.2_231
  • ISSN : 0916-4405
  • J-Global ID : 201902244648527914
  • CiNii Articles ID : 130007688984
  • CiNii Books ID : AN10164318

エクスポート
BibTeX RIS