2014年2月17日
運転者の視線変化時における周辺車状況の分析 : 集中状態と注意散漫状態の差異 (画像工学)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 113
- 号
- 434
- 開始ページ
- 105
- 終了ページ
- 110
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
自動車の安全運転を支援するために運転者の視線を用いて運転者の状態を推定する手法が多く提案されている.それらは,ある特定の交通状況に対する視線を分析対象としている.しかしながら,分析を行う交通状況を経験的に定めており,多くの状況を網羅できていない.本研究では従来と逆のアプローチを取り,視線方向が変化したシーンにおいて周辺車状況を分析し,集中状態と注意散漫状態で比較した.集中状態では視線方向に対して周辺車位置が同調しているが,注意散漫状態では同調していないと言える.さらに,視線変化時の周辺車状況を用いて運転者の集中状態と注意散漫状態識別を試みた.正面から他の方向への視線移動を対象とし,多くのシーンを扱うことで,従来手法と比較して高い頻度での識別が可能となった.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009837731
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013006
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009837731
- CiNii Books ID : AN10013006
- identifiers.cinii_nr_id : 1000020273295