共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年8月 - 2017年3月

慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常の成因となる甲状腺ホルモン初期分泌機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
  • 増田 真志

課題番号
15H06442
配分額
(総額)
2,990,000円
(直接経費)
2,300,000円
(間接経費)
690,000円

交感神経遮断群および副交感神経遮断群ともに、リン酸投与後5分で血中副甲状腺ホルモン(PTH)濃度、血中リン濃度ともに有意な上昇を認めたが遮断薬による影響は見られなかった。次に、腸管でのリン吸収を阻害した結果、リン酸水溶液の胃内投与によるPTH初期分泌は消失した。さらに、リン酸投与によりリン酸再吸収を担うリン酸トランスポーターNpt2aタンパク質発現量が低下するが、迷走神経求心路遮断によりその低下が消失した。
以上より、PTH初期分泌は腸管でリンを感知して迷走神経求心路を介して中枢神経へシグナル伝達、さらに中枢神経からの副甲状腺支配により腎臓のNpt2aタンパク質発現量に影響すると考えられた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H06442/15H06442seika.pdf