2013年4月 - 2017年3月
病態生理に基づく革新的な意思伝達手段の開発と長期経過追跡による適応評価研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究の成果は、1)意思伝達の程度に基づくステージ分類を作成した。2)意思伝達障害予測因子を解析した。3)意思伝達に影響を与える要因に合併症や随伴症状があり、ケアの重要性を指摘した。4)生体信号を用いた意思伝達は、早めの導入が必要であることを指摘した。5)画像評価において、ステージ進行に特徴的な変化を見出した。6)感覚神経の評価により、進行期では体性感覚路と聴覚路が障害される一方、視覚路には変性が及びにくいことを見出した。7)病理学的にStageIを保つ場合、変性は運動ニューロンにほぼ限局し、進行する場合には、大脳萎縮や変性の多様性がある。8)神経路の変性・保存メカニズムを検討した。
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- 課題番号 : 25293449
- 体系的課題番号 : JP25293449