2014年3月
視覚障害学生の理学療法教育における客観的臨床能力試験(OSCE) ─ 外部評価と内部評価の違い ─
筑波技術大学テクノレポート
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- 巻
- 21
- 号
- 2
- 開始ページ
- 36
- 終了ページ
- 39
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会
本学では平成24 年度から客観的臨床能力試験(OSCE)の外部評価を導入した。外部評価を導入することで,教員は実習前の学生の能力を的確に把握しやすくなり,学生指導で具体的な対策をとることが可能になると考えられた。また,今回外部評価を導入するのは初めての試みであることから,外部評価者と内部評価者で評価にどの程度の差が生じるかと,外部評価者と内部評価者で学生の視覚状態の認識に違いがあるかを調べる為に見え方についてのアンケートを実施した。その結果,外部評価者は内部評価者と同程度学生の視覚状態を把握しており,内部評価者より高い評価点数をつけることが分かった。これは,今回評価を行った外部評価者が,本学学生の実習指導を数年にわたり受け持ち,視覚障害学生と接触体験を多くしているため,学生の視覚状態を把握することに慣れていたためではないかと考えられた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120005397314
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12123772
- ID情報
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- ISSN : 1341-7142
- CiNii Articles ID : 120005397314
- CiNii Books ID : AA12123772
- identifiers.cinii_nr_id : 9000018531754