共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

浸透誘導型キャピラリーバリア盛土の豪雨時の水理学・力学的安全性の評価と実装展開

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19K04593
体系的課題番号
JP19K04593
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

1)限られた実験条件、解析条件ではあるが、盛土斜面の浅層部に設けた破砕貝殻層によって、Ⅰ:CB地盤のブレークスルー後における破砕貝殻層の浸透水流下誘導機能およびⅡ:斜面上を流下する水に対する盛土斜面表層部の浸食抑制機能を発揮し、盛土の安定性に寄与することを明かにした。
2)土の粒径組成の特徴に応じて設定される土壌パラメータは、土の透水係数に基づいて概ね推定できることを明らかにした。
3)土中の不飽和浸透挙動を数値解析等で検討する場合に必要となる破砕貝殻の間隙結合パラメータは、計測データを基にHYDRUSを用いて同定し、再現解析と実験結果を比較した結果、同定した間隙結合パラメータの妥当性を確認した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K04593
ID情報
  • 課題番号 : 19K04593
  • 体系的課題番号 : JP19K04593