2016年4月 - 2019年3月
一まわり小さな地震を考慮した活断層の地震発生予測モデルの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究では糸魚川ー静岡構造線活断層帯における過去の活動履歴や活動性について,精密な古地震調査や変動地形調査に基づいて明らかにした.とくに従来の予測よりも一回り小さな地震であった2014年地震の発生を受け,同断層帯がどのような活動を示すのかを調査し,活断層の活動特性を明らかにすることを目指した.その結果2014年と同様の一回り小さな地震が1714年にもあった一方,約1000年前にはこれよりも大きな断層活動を示す巨大地震もあり,同断層はタイプの異なる地震を相補的に発生しながら,繰り返してきたことが明らかとなった.
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- 課題番号 : 16H03114
- 体系的課題番号 : JP16H03114