松井 真雪
マツイ マユキ (Mayuki Matsui)
更新日: 01/31
基本情報
- 所属
- DefinedCrowd Corp. Language Service Dept. Linguist (freelance)
- 学位
-
博士(2015年3月 広島大学)
- J-GLOBAL ID
- 201601007459289745
- researchmap会員ID
- B000253383
- 外部リンク
昭和生まれ平成育ち、岐阜生まれ岐阜育ち、東西南北神出鬼没の人間(おばちゃん)・言語学者・音声学者です。その昔、「進撃の巨人」のエレン・イェーガーと、吉幾三さんに似ていると言われたものです。何かのご縁あって今このページに辿りついた人々が、各々、様々な場所時間境遇にあれど、どうか健やかに、笑顔で、長生きできるようにと心から祈ります。
1. 1987年岐阜県土岐市に生まれ、18歳 (2006年3月) までそこで育ちました。
2. 高校卒業後、上京し、2006年4月から2010年3月まで、東京外国語大学外国語学部でロシア語と音声学、音韻論の基礎を学びました。国分寺市に4年間住みました。
3. その後、2010年4月から2015年3月まで、広島大学大学院文学研究科で言語学・音声学を学びました。広島県の東広島市に5年間住みました。大崎上島という瀬戸内海の島に英語を教えに行ったりしていたこともありました。
ところで在学中に、不思議なご縁あって、2011年にシベリアのトムスク教育大学、2012年〜2015年にオレンブルグ大学に5回滞在し、調査をさせていただきました。このときを今振り返ってみると、決して(いや、全く)楽な生活ではありませんでしたが、遠い国で出会った大切な仲間たちから、大学院生や日本人としてではなく、「人間」として大切なことを、たくさん教わりました。プロフィール写真は、オレンブルグの友人の妹が書いてくれたポートレートです。とても気に入っています。
博士論文は、五十嵐陽介先生 (旧・広島大学、現・一橋大学) の研究室で、ロシア語の子音の音響・知覚パタンについて書きました。在学中に、指導教員からの学問的影響もあって、ロシア語のイントネーションの論文も1つ書いてみました。
4. 2015年4月から東京に戻り、立川市の国立国語研究所でポスドクをしました。
国語研究所では、窪薗晴夫先生のもとで「対照言語学から見た日本語の音声と文法」というプロジェクトに関わる仕事を担当していました。この時期は、小金井市や小平市に住んでおりました。
上司の理解があって、ロシア語の音声研究も同時に続けさせていただけました。もともとは分節音の研究を得意としていましたが、自分が国立国語研究所に来た意味を考えて、プロソディー研究にもとりくみはじめました。このほかに、尊敬する研究仲間のみなさんと一緒に論文を書かせていただいたり、理化学研究所と昭和大学との共同研究に関わらせていただきました。また、2016年度は週に一回、杉野服飾大学で英語を担当させていただきました。
5. 2017年4月から、国立国語研究所外来研究員 (日本学術振興会特別研究員 PD) として、研究を進めています。学振PDの研究テーマは、「音声パタンの共時的不均衡性と通時変化の接点」です。
6. 2017年9月から2018年8月まで、カナダのトロント大学言語学科において、Alexei Kochetov先生とcoarticulation (調音の音声詳細) に関する共同研究を進めました。三十路を過ぎて初めて北米に単身で暮らした1年間、悲喜こもごもありました。
7. 2018年9月から、オランダのアムステルダム大学にて、Silke Hamann先生と研究を進めさせていただいています(この文章は、オランダで書いています)。こちらでもやはり悲喜こもごもあるといえばありますが、今、元気に生かせていただいていることが心からありがたいと思います。
自分は、2019年7月現在、32歳ですので、あと48年くらい (約半世紀) は生きてみたいと思っています。その半世紀の間に、自分にどのようなことができるのかは分かりませんが、いつも笑顔を絶やさず、様々な人やもの、出来事とのご縁に感謝しながら、一日一日を楽しく大切に生きていきたいです。
現時点で、私は自分のことを、「おばちゃん」だと思っていますが、寿命までしっかり生きて、何年か先に出会えるかもしれない自分の孫、教え子、あるいは自分よりも後の時代に生まれてきた子たちに、多少なりとも面白い昔話でもしてあげられるような「おばあちゃん」になりたいなと思います。
研究成果等は、こちらで随時公開しています:
https://www.researchgate.net/profile/Mayuki_Matsui
その他 (『ことばの波止場』第2号 p.14):
https://www.ninjal.ac.jp/publication/digest/files/digest-v02.pdf
1. 1987年岐阜県土岐市に生まれ、18歳 (2006年3月) までそこで育ちました。
2. 高校卒業後、上京し、2006年4月から2010年3月まで、東京外国語大学外国語学部でロシア語と音声学、音韻論の基礎を学びました。国分寺市に4年間住みました。
3. その後、2010年4月から2015年3月まで、広島大学大学院文学研究科で言語学・音声学を学びました。広島県の東広島市に5年間住みました。大崎上島という瀬戸内海の島に英語を教えに行ったりしていたこともありました。
ところで在学中に、不思議なご縁あって、2011年にシベリアのトムスク教育大学、2012年〜2015年にオレンブルグ大学に5回滞在し、調査をさせていただきました。このときを今振り返ってみると、決して(いや、全く)楽な生活ではありませんでしたが、遠い国で出会った大切な仲間たちから、大学院生や日本人としてではなく、「人間」として大切なことを、たくさん教わりました。プロフィール写真は、オレンブルグの友人の妹が書いてくれたポートレートです。とても気に入っています。
博士論文は、五十嵐陽介先生 (旧・広島大学、現・一橋大学) の研究室で、ロシア語の子音の音響・知覚パタンについて書きました。在学中に、指導教員からの学問的影響もあって、ロシア語のイントネーションの論文も1つ書いてみました。
4. 2015年4月から東京に戻り、立川市の国立国語研究所でポスドクをしました。
国語研究所では、窪薗晴夫先生のもとで「対照言語学から見た日本語の音声と文法」というプロジェクトに関わる仕事を担当していました。この時期は、小金井市や小平市に住んでおりました。
上司の理解があって、ロシア語の音声研究も同時に続けさせていただけました。もともとは分節音の研究を得意としていましたが、自分が国立国語研究所に来た意味を考えて、プロソディー研究にもとりくみはじめました。このほかに、尊敬する研究仲間のみなさんと一緒に論文を書かせていただいたり、理化学研究所と昭和大学との共同研究に関わらせていただきました。また、2016年度は週に一回、杉野服飾大学で英語を担当させていただきました。
5. 2017年4月から、国立国語研究所外来研究員 (日本学術振興会特別研究員 PD) として、研究を進めています。学振PDの研究テーマは、「音声パタンの共時的不均衡性と通時変化の接点」です。
6. 2017年9月から2018年8月まで、カナダのトロント大学言語学科において、Alexei Kochetov先生とcoarticulation (調音の音声詳細) に関する共同研究を進めました。三十路を過ぎて初めて北米に単身で暮らした1年間、悲喜こもごもありました。
7. 2018年9月から、オランダのアムステルダム大学にて、Silke Hamann先生と研究を進めさせていただいています(この文章は、オランダで書いています)。こちらでもやはり悲喜こもごもあるといえばありますが、今、元気に生かせていただいていることが心からありがたいと思います。
自分は、2019年7月現在、32歳ですので、あと48年くらい (約半世紀) は生きてみたいと思っています。その半世紀の間に、自分にどのようなことができるのかは分かりませんが、いつも笑顔を絶やさず、様々な人やもの、出来事とのご縁に感謝しながら、一日一日を楽しく大切に生きていきたいです。
現時点で、私は自分のことを、「おばちゃん」だと思っていますが、寿命までしっかり生きて、何年か先に出会えるかもしれない自分の孫、教え子、あるいは自分よりも後の時代に生まれてきた子たちに、多少なりとも面白い昔話でもしてあげられるような「おばあちゃん」になりたいなと思います。
研究成果等は、こちらで随時公開しています:
https://www.researchgate.net/profile/Mayuki_Matsui
その他 (『ことばの波止場』第2号 p.14):
https://www.ninjal.ac.jp/publication/digest/files/digest-v02.pdf
研究分野
1共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2017年4月 - 2021年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 2015年8月 - 2017年3月