共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2023年3月

多言語ビジネス環境での共通語としての英語使用実態調査とグローバル人材育成教育

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19H01290
体系的課題番号
JP19H01290
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
13,390,000円
(直接経費)
10,300,000円
(間接経費)
3,090,000円

R1(H31)年度は11月22-25日に、ドルトムント工科大学のビジネス現場での共通語としての英語(BELF)の第一人者のスザンヌ・イーレンライヒ教授を招聘、23日に多言語環境下でのBELFコミュニケーションに関し基調講演をして頂くと同時に、当日午後に開催された第1回JACET ELF研究会国際ワークショップのパネルで指定討論者としてBELFに関するパネル発表にコメントを頂き、参加者のBELF理解の深化に貢献頂いた。上述のパネルは本科研グループが協賛者として全面的にサポート、パネリストに多言語環境のビジネス現場で活躍しているビジネスピープル2名に参加頂くと共に分担者の石川氏もパネリストとして参加、分担者のダンジェロー, ン, 飯野氏の3名はモデレーターとしてパネルに貢献した。24日には、代表者、分担研究者が参加、ビジネスデータの収集、分析に関しイーレンライヒ氏にBELF専門家として助言を頂き、意見交換、研究の今後の発展に大変有意義な機会となった。
出版面ではR1年9月に村田と分担研究者石川、及び小中原を編集者としWaseda Working Papers in ELF第8巻を発行、またELFの研究方法とデータ収集・分析に焦点を当てた村田の編著書がルートリッジ社から2020年7月に刊行予定である。
実態調査では、R2年2月初旬にシンガポールを拠点とした日系企業でのビジネスELF使用実態を調査、ELFを使ってのビジネス現場での会議の参与観察と録音を行うと同時に、日系企業数社を訪問してインタビューも実施、現在データのテープ起こしをしつつ、分析中である。また、村田は多言語環境の中でのELF使用に関して特に、EMIとELFの関係に焦点をあて、R1年8月にMHB(母語・継承語・バイリンガル教育)学会で基調講演を行うと同時にソウルで開催されたPOA学会にも招待指定討論者として参加した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19H01290
ID情報
  • 課題番号 : 19H01290
  • 体系的課題番号 : JP19H01290

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  3