藤井直紀 (Fujii Naoki) - マイポータル

基本情報

所属: 一般財団法人日本気象協会環境・エネルギー事業部

学位: 博士（学術）(広島大学)

連絡先: scyphomedusaeoutlook.jp
J-GLOBAL ID: 201101098835542846
researchmap会員ID: B000000386

外部リンク

1977年広島市生まれの広島市育ち。専門は生物海洋学（閉鎖性海域研究およびクラゲ類研究）。2011年度から「有明海」研究のためのコミュニティ形成，住民への科学インタープリテーションに関する試みを実施。2023年から海洋の鳥観測システムの開発。

【最近の研究】
・クラゲ類の大量発生予測・制御に関する研究
・瀬戸内海の長期変動に関する研究
・豊後水道で発生する急潮・底入り潮の発生予測，生態学的影響に関する研究
・内湾域における生物資源持続性評価に関する研究

【facebook】
http://ja-jp.facebook.com/people/Naoki-Fujii/100000983247407
または
http://ja-jp.facebook.com/scyphomedusae

【地域貢献活動】
特定非営利活動法人ちゅうごく環境ネット理事

【科学コミュニケーション活動】
日本海洋学会教育問題研究会会員

研究キーワード

研究分野

経歴

2024年4月 - 現在

一般財団法人日本気象協会, 環境・エネルギー事業部, 主任技師
2022年10月 - 2024年3月

一般財団法人日本気象協会, 環境・エネルギー事業部
2022年5月 - 2022年9月

佐賀大学, 農学部, 研究員 (産学官連携研究員)
2019年4月 - 2022年3月

鹿島市干潟交流館, 指導員
2018年4月 - 2022年3月

佐賀大学, 農学部, 特任助教
2011年2月 - 2018年3月

佐賀大学低平地沿岸海域研究センター, 特任助教
2009年4月 - 2011年1月

愛媛大学沿岸環境科学研究センター, 特定研究員
2007年4月 - 2009年3月

愛媛大学沿岸環境科学研究センター, 研究員
2005年4月 - 2007年3月

愛媛大学沿岸環境科学研究センター, COE研究員
2000年4月 - 2005年3月

広島大学大学院生物圏科学研究科, 博士課程（前期・後期）学生
1996年4月 - 2000年3月

国立水産大学校増殖学科, 学生（学士相当）
1993年4月 - 1996年3月

広島市立基町高等学校普通科, 学生

所属学協会

受賞

2016年3月

環境科学賞, 日本海洋学会

藤井直紀
2007年

2007年度日本沿岸域学会研究討論会優秀講演賞

藤井直紀
2004年

Awards of the D.N. Chorafas Foundation

藤井直紀

講演・口頭発表等

機械学習を用いた沿岸海域における密度成層の形成に対する特徴量選択の試み

金相曄, 藤井直紀, 濱田孝治

2019年度日本海洋学会秋季大会 2019年9月
有明海の持続性評価にむけた準備的研究～海苔養殖の考察

藤井直紀, 金相曄, 濱田孝治

2019年度日本海洋学会秋季大会 2019年8月
伝統漁法「ウナギ塚」定期調査から見える有明海河口域の生物多様性

中村安弘, 樋口作二, 藤井直紀

第25回佐賀自然史研究会総会・会員発表 2018年2月
豊後水道における乱流硝酸塩フラックスの見積もり

堤英輔, 吉江直樹, 眞野能, 神田泰成, 藤井直紀, 郭新宇

2017年度九州沖縄地区合同シンポジウム「乱流混合と海洋環境」 2017年12月8日
Improved MODIS Chlorophyll for Satellite Detection of Red Tides in Ariake Sea, Japan.

Mengmeng Yang, Joji Ishizaka, Eligio Maure, Masataka Hayashi, Katsuya Saitoh, Toshiya Katano, Naoki Fujii

The 5th Asian/14th Korea-Japan Workshop on Ocean Color 2017年12月
Continuous Measurements of Remote Sensing Reflectance in Ariake Sea, Japan, and comparison to GOCI and MODIS data

Joji Ishizaka, Yifei Wu, Mengmeng Yang, Masataka Hayashi, Naoki Fujii

he 5th Asian/14th Korea-Japan Workshop on Ocean Color 2017年12月
Science communication about the Hizen-Kashima Coast,

Naoki Fujii, Yasuhiro Nakamura, Mamoru Nagaike, Kenji Yoshino, Yuichi Hayami

Asian Wetland Symposium 2017 2017年11月
Collaborative activities around the Hizen- Kashima Area: MAE-UMI Citizens' Association Activities.

Yasuhiro Nakamura, Sakuji Higuchi, Naoki Fujii

Asian Wetland Symposium 2017 2017年11月
クラゲ漁業をとおした有明海の窒素・リン回収効率

藤井直紀

2017年度日本海洋学会秋季大会 2017年10月
日本海洋学会講師派遣事業「海の出前授業」の取り組み

森岡優志, 上野洋路, 藤井直紀, 小埜恒夫, 藤井賢彦

2017年度日本海洋学会秋季大会 2017年10月
潮下帯軟泥底ベントスの被食圧評価手法の検討

折田亮, 吉野健児, 木村圭, 藤井直紀, 速水祐一

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2017年
内部波のストークスドリフトによるミズクラゲ集群の波状構造の形成

眞野能, GUO X, 吉江直樹, 齋藤類, 藤井直紀, 堤英輔, 武岡英隆

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2017年
有明海北西海域のヨコエビ群集

吉野健児, 藤井直紀, 木村圭, 片野俊也, 伊藤祐二

日本甲殻類学会大会講演要旨集 2016年10月22日
カキ養殖が盛んな広島湾における低次生物生産構造

梅原亮, 浅岡聡, 藤井直紀, 大谷壮介, 山本裕規, 中井智司, 奥田哲士, 西嶋渉

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2016年9月7日
”STOP JELLY”から”USE JELLY”へ~有明海におけるクラゲ類大量発生メカニズム解明から利用までの試み~

藤井直紀

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2016年9月7日
計量魚群探知機によるミズクラゲの観測およびパッチ状の集群形成に関する理論的考察

眞野能, GUO X, 吉江直樹, 藤井直紀, 武岡英隆

日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会講演要旨集 2016年9月7日
有明海産ビゼンクラゲの発生指標構築の試み

藤井直紀, 吉野健児, 木村圭, 速水祐一

2016年度日本海洋学会秋季大会 2016年9月
有明海（肥前鹿島）における海洋教育の取り組み

藤井直紀, 中村安弘, 永池守

2016年度日本海洋学会秋季大会 2016年9月
有明海科学教室「もっと知りたい！有明海の不思議」

藤井直紀, 中村安弘, 迎史之

2016年日本海洋学会春季研究大会ポスターイベント「海洋教育特別イベント－普及・実践のためのネットワークづくり－」 2016年3月14日
広島湾の低次生物生産過程における炭素転送効率

梅原亮, 浅岡聡, 藤井直紀, 大谷壮介, 山本裕規, 中井智司, 奥田哲士, 曽我遥平, 西嶋渉

日本海洋学会大会講演要旨集 2016年3月

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論文

Use of AERONET-OC for validation of SGLI/GCOM-C products in Ariake Sea, Japan

Joji Ishizaka, Mengmeng Yang, Naoki Fujii, Toshiya Katano, Masahiro Hori, Takayuki Mine, Katsuya Saitoh, Hiroshi Murakami

Journal of Oceanography 2022年5月23日
Temporal distribution of primary and secondary production estimated from water quality data in the Seto Inland Sea, Japan

Wataru Nishijima, Akira Umehara, Keigo Yamamoto, Satoshi Asaoka, Naoki Fujii, Sosuke Otani, Feng Wang, Tetsuji Okuda, Satoshi Nakai

ECOLOGICAL INDICATORS 124 2021年5月
Annual dynamics of benthic primary production by macrophytes on a sand flat in the eutrophic Hiroshima Bay, Japan

Sosuke Otani, Akira Umehara, Satoshi Asaoka, Naoki Fujii, Tetsuji Okuda, Daichi Tsuji, Haruka Miyagawa, Satoshi Nakai, Wataru Nishijima

REGIONAL STUDIES IN MARINE SCIENCE 34 2020年2月査読有り
Biophysical interactions on the succession of subtidal benthic commu-nity in the inner part of Ariake Bay

Yoshino K, Kimura K, Fujii N, Orita R, Katano T, Itho Y, Yamada K

Proceedings of 2019 International Conference on climate change, disaster management and environmental sustainability, Kumamoto University in press 2019年12月査読有り
機械学習を用いた沿岸海域における赤潮予測

金相曄, 藤井直紀, 濱田孝治

土木学会論文集B1(水工学) 75(2) I_781-I_786 2019年11月査読有り
Moon jellyfish aggregations observed by a scientific echo sounder and an underwater video camera and their relation to internal waves

Takashi Mano, Xinyu Guo, Naoki Fujii, Naoki Yoshie, Eisuke Tsutsumi, Rui Saito

Journal of Oceanography 75(4) 359-374 2019年8月1日
Hypoxic water mass in the highly turbid well-mixed macrotidal Rokkaku River Estuary, Ariake Sea, Japan

Yuichi Hayami, Minoru Wada, Yu Umezawa, Naoki Fujii, Akito Nakamura, Fumiaki Mori

Estuarine, Coastal and Shelf Science 219 210-222 2019年4月5日
Biological productivity evaluation at lower trophic levels with intensive Pacific oyster farming of Crassostrea gigas in Hiroshima Bay, Japan

Akira Umehara, Satoshi Asaoka, Naoki Fujii, Sosuke Otani, Hironori Yamamoto, Satoshi Nakai, Tetsuji Okuda, Wataru Nishijima

Aquaculture 495 311-319 2018年10月1日
Improved MODIS-Aqua Chlorophyll-a Retrievals in the Turbid Semi-Enclosed Ariake Bay, Japan

Yang Meng Meng, Ishizaka Joji, Goes Joaquim I, Gomes Helga do R, Maure Eligio de Raus, Hayashi Masataka, Katano Toshiya, Fujii Naoki, Saitoh Katsuya, Mine Takayuki …

REMOTE SENSING 10(9) 1335-1335 2018年9月査読有り
Spatial distribution of hydrogen sulfide and sulfur species in coastal marine sediments Hiroshima Bay, Japan

Satoshi Asaoka, Akira Umehara, Sosuke Otani, Naoki Fujii, Tetsuji Okuda, Satoshi Nakai, Wataru Nishijima, Koji Takeuchi, Hiroshi Shibata, Waqar Azeem Jadoon …

Marine Pollution Bulletin 133 891-899 2018年8月1日
Decadal-scale variation in COD and DIN dynamics during the summer in the inner area of the Ariake Sea, Japan

Yuichi Hayami, Naoki Fujii

Journal of Oceanography 74(6) 1-13 2017年10月31日査読有り
海の出前授業：日本海洋学会講師派遣事業

上野洋路, 小埜恒夫, 森岡優志, 藤井直紀, 藤井賢彦, 轡田邦夫, 原田尚美

沿岸海洋研究 55(1) 65-70 2017年8月査読有り
音響カメラを用いた大型クラゲ類(エチゼンクラゲ,ビゼンクラゲ,ミズクラゲ)の分布および傘径計測手法

本多直人, 豊川雅哉, 清水学, 藤井直紀, 藤田薫

水産工学 = Fisheries engineering/ 53(2) 87-97 2016年11月
Life history of Sternaspis costata (Sternaspidae: Polychaeta) in Ariake Bay, Japan

Kenji Yoshino, Manato Nagayoshi, Masanori Sato, Toshiya Katano, Yuji Ito, Naoki Fujii, Takaharu Hamada, Yuichi Hayami

JOURNAL OF THE MARINE BIOLOGICAL ASSOCIATION OF THE UNITED KINGDOM 96(3) 647-655 2016年5月
計量魚群探知機による海洋生物のモニタリング

吉江直樹, 眞野能, 藤井直紀, 宮下和士, 富安信

沿岸海洋研究 53(2) 165-167 2016年3月査読有り
First record of two invasive hydromedusae maeotias marginata (Modeer, 1791) (hydrozoa: Limnomedusae) and blackfordia virginica mayer, 1910 (hydrozoa: Leptomedusae) in Japan

Masaya Toyokawa, Naoki Fujii

Plankton and Benthos Research 10(4) 215-219 2016年1月16日査読有り
Temporal variation in water intrusion of a tidal frontal system and distribution of chlorophyll in the Seto Inland Sea, Japan

Tomohiro Komorita, Xinyu Guo, Naoki Yoshie, Naoki Fujii, Hidetaka Takeoka

CONTINENTAL SHELF RESEARCH 112 68-77 2016年1月
Selective transport of microplastics and mesoplastics by drifting in coastal waters

Atsuhiko Isobe, Kenta Kubo, Yuka Tamura, Shin'ichio Kako, Etsuko Nakashima, Naoki Fujii

MARINE POLLUTION BULLETIN 89(1-2) 324-330 2014年12月査読有り
ブームに沸く有明海のビゼンクラゲ漁業

藤井直紀

Ocean Newsletter (324) 2014年2月
Seasonal and interannual variations in the abundance of jellyfish in a southern coastal waters of Iyo-Nada, Japan: Influence of cyclonic gyre transport

Atsushi Kaneda, Naoki Fujii, Junichi Ohyama, Daisuke Takahashi, Fusaichi Yamamoto, Hidetaka Takeoka

Plankton and Benthos Research 8(3) 124-133 2014年査読有り

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書籍等出版物

クラゲ類の生態学的研究

藤井直紀 (担当:分担執筆, 範囲:定点カメラによるクラゲ類の定性的量調査)

生物研究社 2017年11月
クラゲのふしぎ : 海を漂う奇妙な生態

ジェーフィッシュ著

技術評論社 2006年 (ISBN: 4774128570)

共同研究・競争的資金等の研究課題

有明海奥部における物質循環変動機構の解明と環境再生策に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2018年4月 - 2021年3月

速水祐一, 高巣裕之, 藤井直紀, 小森田智大, 山口創一, 田井明, 梅澤有, 和田実
法花津湾のミズクラゲ分布に内部波は関係するか？

愛媛大学沿岸環境科学研究センター共同利用・共同研究拠点「化学汚染・沿岸環境研究拠点」共同利用・研究 2017年6月 - 2018年3月

藤井直紀
内湾域生態系における動物プランクトンの役割に関する研究

広島大学受託研究（環境省環境研究総合推進費） 2014年 - 2018年

藤井直紀
ミズクラゲの分布を決定する能動的遊泳行動に関する研究

愛媛大学沿岸環境科学研究センター共同利用・共同研究拠点「化学汚染・沿岸環境研究拠点」共同利用・研究 2016年6月 - 2017年3月

藤井直紀
航空写真観測と数値モデルによるクラゲ集群密度と湾規模の現存量推定手法の開発

文部科学省科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究) 挑戦的萌芽研究 2013年 - 2015年

郭新宇, 藤井直紀, 吉江直樹, 武岡英隆
有明海奥部における「沿岸地域住民の海を見つめる眼」プロジェクトの検討

日本海洋学会青い海助成 2013年4月 - 2014年3月

藤井直紀

学歴

2000年4月 - 2005年3月

広島大学大学院, 生物圏科学研究科, 環境循環系制御学専攻
1996年4月 - 2000年3月

国立水産大学校, 増殖学科
1993年4月 - 1996年3月

広島市立基町高等学校, 普通科

委員歴

2017年5月 - 現在

特定非営利活動法人ちゅうごく環境ネット, 副理事長
2013年4月 - 現在

日本科学協会, 商議員
2016年5月 - 2023年3月

鹿島市ラムサール条約推進協議会, 委員
2016年11月 - 2022年11月

佐賀県環境影響評価審査会, 委員
2014年4月 - 2022年7月

任意団体まえうみ市民の会, 副会長
2016年5月 - 2022年3月

海と日本PROJECT佐賀県実行委員会, 会長
2019年10月 - 2020年3月

海洋状況表示システムの活用推進に関する検討会
2017年3月 - 2018年3月

道の駅鹿島策定協議会, 委員
2005年9月 - 2017年5月

特定非営利活動法人ちゅうごく環境ネット, 理事
2015年7月 - 2016年3月

道の駅鹿島整備計画策定検討協議会, 委員（会長）
2012年3月 - 2016年3月

佐賀県生物多様性重要地域検討会, 委員
2012年6月 - 2013年6月

特定非営利活動法人「環・太田川」, 理事（代表）
2008年3月 - 2012年6月

特定非営利活動法人「環・太田川」, 理事（副代表）

Works(作品等)

第8回海のサイエンスカフェ

佐賀大学低平地沿岸海域研究センター後援

2011年10月その他

担当経験のある科目(授業)

有明海学4 (佐賀大学)

MISC

豊後水道における乱流硝酸塩フラックスの見積もり

堤英輔, 吉江直樹, 眞野能, 神田泰成, 藤井直紀, 郭新宇

水産海洋研究 82(3) 136‐137 2018年8月10日
急潮によって引き起こされた夏季法花津湾表層におけるミズクラゲ集群出現頻度の短周期変動

高橋大介, 南條悠太, 大山淳一, 藤井直紀, 福森香代子, 武岡英隆, Daisuke Takahashi, Yuta Nanjyo, Junichi Ohyama, Naoki Fujii …

海の研究 = Umi no Kenkyu (Oceanography in Japan) 19(1) 1-19 2010年1月5日
別府湾における成層期の栄養塩空間分布特性

齋藤光代, 郭新宇, 西原一紀, 藤井直紀, 大沢信二, 武岡英隆

日本海洋学会大会講演要旨集 2009 236 2009年9月11日
Unusual aggregations of the scyphomedusa Aurelia aurita in coastal waters along western Shikoku, Japan

Uye Shin-ichi, Fujii Naoki, Takeoka Hidetaka

Plankton Biology and Ecology 50(1) 17-21 2003年2月

藤井直紀