2007年3月23日
気候変動における環オホーツク地域の重要性
低温科学
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- 巻
- 65
- 号
- 開始ページ
- 5
- 終了ページ
- 12
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 北海道大学
オホーツク海は大河が注ぐ中緯度の浅海で、その西方と北方をアジア大陸が囲むという地理学的特徴を有する。これを反映し、夏季には加熱される大陸との間に顕著な地表傾度が形成され、冬季にはその気温傾度は反転し、最南に位置する大規模海氷域となる。これら特徴的な地表の熱的状況とその変動が、半球規模の大気循環変動と如何に関連するかという観点から、冬季海氷域の経年変動が大規模な大気循環変動に及ぼし得る影響、並びに夏季の冷涼なオホーツク海高気圧の形成について、データの力学診断と数値モデリングに基づき解説する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006216977
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12122962
- ID情報
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- ISSN : 1880-7593
- CiNii Articles ID : 110006216977
- CiNii Books ID : AA12122962