
藤井 良彦
基本情報
- 学位
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文学博士(2015年3月)
- 連絡先
- denkbild
gmail.com
- J-GLOBAL ID
- 201401014752571618
- researchmap会員ID
- B000242694
- 外部リンク
大阪中之島在住。中学校には一日も通わなかった形式卒業生。通信制高校卒。文学博士。どもり。
教育哲学ではない「学校哲学」を専攻する。「教育」ではなく端的に言って「学校」を問うべきであるから。
『登校拒否新聞』始めました。『治安維持法下のマルクス主義』が最新刊。
「学校哲学叢書」の5冊目『盟休入りした子どもたち: 学校ヲ休ミニスル』(2022年)が最新刊。同盟休校が戦後、登校拒否と名を変えた理由を明かす学校史である。その登校拒否が「不登校」へと名を変えた学校史の続きが『不登校とは何であったか?心因性登校拒否、その社会病理化の論理』(2017年)となる。
中学校には一日も通わなかった不就学生=形式卒業生としての立場から、「不登校」ではなく、理由はなんであれ学校に通えていない就学年齢期の者たち=「スクール・マイノリティ」の存在性を考えている。何らかの理由で学校に通っていなかった者に「不登校」の当事者として発言することを迫るのが「不登校」研究ではないだろうか?研究という営みが研究対象たる当事者を設定するという構図を問いたい。『スクール・マイノリティのゆくえ:戦後教育秘史』以後、学校哲学叢書として、そうした問題を考察した著書を何冊か発表している。「不登校」という概念が「不就学」とは意図的に区別され流布することにより「不登校」という問題の社会的再生産が行われる。その言説において「不登校経験」は意味をなす。「不登校」に当事者があるとするならば、わが子が「不登校になった」と語るその親たち、あるいは登校拒否運動を推進してきたフリースクールの関係者たちをおいて他にないのではないか?
単著『不登校とは何であったか? : 心因性登校拒否、その社会病理化の論理』(2017年)は大学図書館85館に所蔵。共著『在野学の冒険』(2016年)に「学なき学校教育、公の理念なき公教育:在野学の立場から今「不登校」を問う」を寄稿。『メンデルスゾーンの形而上学:もう一つの哲学史』(2017年)は書下ろしの博士学位論文に加筆修正したもの。大学図書館36館に所蔵。
アマゾンで発売されている受注印刷版に『スクール・マイノリティのゆくえ』(2017年)『国民皆就学、ときどきパートタイム』(2018年)『登校拒否論×反不登校論』(2019年)『学校哲学のために: 哲学者の学校拒否論』(2021年)『戦後教育闘争史: 法の精神と主体の意識』(2021年)『盟休入りした子どもたち: 学校ヲ休ミニスル』(2022年)がある。『スクール・マイノリティのゆくえ』は大阪府立図書館に所蔵されている。
MISC
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ISF独立言論フォーラム 2025年6月5日
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ISF独立言論フォーラム 2025年5月22日
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ISF独立言論フォーラム 2025年5月16日
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ISF独立言論フォーラム 2025年5月5日
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ISF独立言論フォーラム 2025年4月21日
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ISF独立言論フォーラム 2025年4月11日
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ISF独立言論フォーラム 2025年3月31日
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ISF独立言論フォーラム 2025年3月16日
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ISF独立言論フォーラム 2025年3月3日
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ISF独立言論フォーラム 2025年2月17日
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ISF独立言論フォーラム 2025年2月5日
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ISF独立言論フォーラム 2025年1月10日
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ISF独立言論フォーラム 2024年12月28日
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ISF独立言論フォーラム 2024年12月25日
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ISF独立言論フォーラム 2024年12月16日
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ISF独立言論フォーラム 2024年12月12日
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ISF独立言論フォーラム 2024年11月28日
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ISF独立言論フォーラム 2024年11月3日
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ISF独立言論フォーラム 2024年10月25日
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ISF独立言論フォーラム 2024年10月9日
主要な書籍等出版物
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同時代社 2025年6月 (ISBN: 9784886839893)
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土佐堀舎 2022年4月 (ISBN: 9798771231723)
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土佐堀舎 2021年2月 (ISBN: 9798750995721)
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社会評論社 2017年5月 (ISBN: 9784784517350)
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東信堂 2017年2月 (ISBN: 9784798914084)
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批評社 2016年5月 (ISBN: 9784826506427)
主要な講演・口頭発表等
12-
第25回総合学術研究集会 2024年12月1日 日本科学者会議
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第36回例会 2024年8月31日 全国登校拒否・不登校問題研究会
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第34回例会 2023年10月9日 全国登校拒否・不登校問題研究会
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ATACカンファレンス 2015年12月20日 ATAC
論文
24-
日本の科学者 60(8) 2025年8月 査読有り
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臨床心理学研究 62(2) 19-21 2025年2月
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2025年
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最前線 138-157 2024年5月
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新紀要 (2) 157-195 2024年5月
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ごっ魂ぜ (4) 108-125 2024年5月
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人文科学研究所年報 (55) 75-90 2018年3月 査読有り
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立正大学哲学会紀要 (11) 69-83 2016年3月
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人文科学研究所年報 (53) 43-59 2016年3月 査読有り
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日本カント研究 (17) 109-125 2016年 査読有り
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ユダヤ・イスラエル研究 (29) 1-11 2015年12月 査読有り
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立正大学哲学会紀要 (10) 61-71 2015年3月
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大学院年報 (32) 103-118 2014年3月
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立正大学哲学会紀要 (9) 105-118 2014年3月
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ライプニッツ研究 (3) 161-180 2014年 査読有り
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日本カント研究 (15) 115-132 2014年 査読有り
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立正大学哲学会紀要 (8) 73-89 2013年3月
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立正大学哲学会紀要 (8) 105-108 2013年3月
-
ユダヤ・イスラエル研究 (26) 52-64 2012年12月 査読有り
所属学協会
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2025年4月 - 現在
経歴
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2015年4月 - 2016年3月