基本情報

学位
博士(農学)

J-GLOBAL ID
201601014508426776
researchmap会員ID
B000259285

九州と関東で大豆の品種育成を20年以上行ってきました。豆腐用の「サチユタカ」や「ことゆたか」、煮豆用の「クロダマル」などの品種を育成してきました。またリポキシゲナーゼという大豆の青臭みの原因酵素をなくした「いちひめ」「エルスター」や大豆アレルギー成分の1つであるαサブユニットのない「なごみまる」など、成分を改変した大豆の育成にも取り組んできました。
近年はDNAマーカーを利用して品種の欠点だけを改良する「ピンポイント改良育種」に取り組み、大豆の莢が成熟してもはじけにくい性質を主要な大豆品種に導入した「サチユタカA1号」「フクユタカA1号」などの難裂莢大豆品種群を開発し、大豆の多収化に寄与しています。
大豆の専門家として病虫害抵抗性、多収性、マーカー、品質、機能性成分まで幅広く仕事をしてきましたので、大豆にご興味のある企業や農家の方はぜひお気軽にお声をかけて下さい。

研究キーワード

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論文

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MISC

  131

所属学協会

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

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