2020年4月 - 2022年3月
トレーニング中の筋および血中酸素飽和度は低酸素トレーニングの効果に影響するのか?
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では,異なる酸素濃度での有酸素性およびレジスタンス運動中の血中および筋酸素飽和度と生理応答の関係を明らかにすることを試みた.その結果,いずれの運動様式でも,血中と骨格筋の酸素飽和度の低下度合いは一致せず,より低い酸素濃度環境において筋酸素飽和度の低下がみられた.したがって,骨格筋の適応を促したい場合,安全な範囲かつ比較的低い酸素濃度でのトレーニングが好ましい可能性が示された.
- ID情報
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- 課題番号 : 20K19509
- 体系的課題番号 : JP20K19509