2007年4月 - 2009年3月
会計帳簿の現代的意義と課題
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
第一に,アンケート調査により,わが国における実務上の帳簿の範囲や紙媒体としての帳簿利用の意義及び傾向を確認したこと,第二に,会計システム化の一層の進展とXBRL 等の新技術の導入のもとで,財務諸表の作成の基礎としての会計帳簿の必要性は低下していくと見られる一方,XBRL が法定開示の財務諸表レベルで導入されても,直ちに企業内部の会計システムに取り入れられるわけではないこと,第三に,個別財務諸表準拠性の観点からも連結財務諸表作成における会計帳簿の独自の位置づけが必要になる可能性があることを明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 19530413
- 体系的課題番号 : JP19530413