2008年10月15日
英国のコールイン制度における国の介入の論理 : 小売店舗の計画許可を対象として
都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning
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- 巻
- 43
- 号
- 2
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11361/journalcpij.43.2.19
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本都市計画学会
コールインは英国における国の関与に関わる都市計画制度の一つである。大臣は地方自治体に代わり開発申請に対する許可の判断を下すことが出来る。日本の常識としては考え難いが、毎年かなりの数の大規模小売店舗の開発申請がコールインされている。そこで、どうして英国では国自らが、個々の開発案件の許可の判断における地方自治体の権限に介入することができるのであろうか、という質問に対して、著者らは解答し具体的な理由を明らかにしようとするものである。さらに著者らは、英国の地方自治体は計画行政を含む子本的な権限を有していないことが最大の理由であることを示し、それは日本とは完全に異なることを指摘している。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11361/journalcpij.43.2.19
- ISSN : 0913-1280
- CiNii Articles ID : 10025841400
- CiNii Books ID : AN10276504