MISC

2009年12月

癌幹細胞の同定と臨床応用

日本獣医生命科学大学研究報告 = Bulletin of Nippon Veterinary and Life Science University
  • 道下 正貴

58
開始ページ
23
終了ページ
27
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本獣医生命科学大学

少数の細胞集団(癌幹細胞)が癌階層構造を形成するという癌幹細胞発生説が近年提唱されている。癌幹細胞は、自己複製能、分化能、異種移植による腫瘍形成能を有する細胞と定義される。癌幹細胞は、side population解析、細胞表面マーカーによるフローサイトメトリー解析、sphere assayおよびALDEFLUOR assayのようないろいろな方法で同定できる。癌幹細胞の理解は、癌形成機構の解明および新規治療を開発するために最も重要である。しかしながら、獣医学における癌幹細胞研究はほとんど行われていない。本稿では、犬乳腺腫瘍の癌幹細胞の分子生物学的解析および癌幹細胞を標的とする新規治療の展望について述べる。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005319700
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000239856924