2019年3月
「価値観が異なること」を通して可視化される共-成員性―日本語母語話者の友人間の雑談におけるライフプランをめぐる価値観のやりとりの会話分析―
タイ国日本研究国際シンポジウム2018論文集
- 開始ページ
- 213
- 終了ページ
- 217
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
親しい友人間の雑談データをもとに、「ライフプランをめぐる価値観を述べ合う行為」を主な研究対象とし、会話分析の手法を用いて分析を行った。①一人称の使用、②話し手と聞き手に共通するカテゴリーを観察可能にする仕組み、③異なる価値観に理由が必要とされていること、の3点から、価値観のやりとりが共-成員性を指向したやりとりであることを明らかにした。