2016年4月
LEP・DNGで残存する慢性下腹部痛・子宮内膜症に子宮静脈叢の怒張を根拠に桂枝茯苓丸を併用し有効であった1症例
産婦人科漢方研究のあゆみ
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- 巻
- 号
- 33
- 開始ページ
- 119
- 終了ページ
- 122
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 産婦人科漢方研究会
子宮内膜症による月経困難症と慢性下腹部痛の症例に低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)やジェノゲスト(DNG)を使用したが不十分で、残存する疼痛に対し、超音波で認めた子宮静脈叢の怒張を根拠に桂枝茯苓丸エキスを併用したところ疼痛が軽減した。症状の改善と超音波所見の変化に相関は認めなかったが、超音波所見を窮考に漢方薬の処方選択をすることが有効である可能性が示唆された。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 0913-865X
- 医中誌Web ID : 2016257484