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2019年9月

【がん免疫療法の個別化を支える 新・腫瘍免疫学】第I部 腫瘍免疫応答の基本とその制御メカニズム (第1章)腫瘍免疫応答の正負の調節機構 腫瘍微小環境の代謝改変による腫瘍免疫の向上 代謝で読み解く免疫細胞と腫瘍細胞の攻防

実験医学
  • 西田 充香子
  • ,
  • 鵜殿 平一郎

37
15
開始ページ
2484
終了ページ
2488
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

腫瘍微小環境では免疫細胞と腫瘍細胞の間で栄養素、特にグルコースをめぐる激しい攻防を繰り広げており、代謝競合に負けた免疫エフェクター細胞は本来の機能を失い、その結果、腫瘍は増大へと向かう。これは腫瘍微小環境下の細胞の代謝が腫瘍の運命を決定することを示唆している。このような背景から近年、腫瘍を制圧するために代謝制御を視野に入れた治療が重要であるとの概念が広がってきた。本稿では腫瘍微小環境に存在する免疫細胞そして腫瘍細胞の代謝についての理解を深め、腫瘍免疫における代謝制御による治療法について解説する。(著者抄録)

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ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • 医中誌Web ID : 2020081014

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