2007年 - 2008年
多核白血球機能評価から検討した腹腔内癒着防止材の腹腔内感染への影響に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
セプラフィルムの有無による多核白血球機能についてはE.coli、S.aureus と共培養後の貪食能、apoptosis、necrosis、サイトカイン産生、好中球エラスターゼの放出に差は見られなかった、また、TNF-α、LPS 刺激による炎症モデル、感染モデルでのサイトカイン産生、同様に溶解したセプラフィルムでのサイトカイン産生も差は見られなかった。セプラフィルムはヒト多核白血球の機能に影響を与えず、腹腔内感染性合併症を引き起こす原因とならないことが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19790918