共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

多核白血球機能評価から検討した腹腔内癒着防止材の腹腔内感染への影響に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
19790918
配分額
(総額)
3,180,000円
(直接経費)
3,000,000円
(間接経費)
180,000円

セプラフィルムの有無による多核白血球機能についてはE.coli、S.aureus と共培養後の貪食能、apoptosis、necrosis、サイトカイン産生、好中球エラスターゼの放出に差は見られなかった、また、TNF-α、LPS 刺激による炎症モデル、感染モデルでのサイトカイン産生、同様に溶解したセプラフィルムでのサイトカイン産生も差は見られなかった。セプラフィルムはヒト多核白血球の機能に影響を与えず、腹腔内感染性合併症を引き起こす原因とならないことが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19790918/19790918seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 19790918