2017年
大学の一般情報教育と接続・統合した情報リテラシー教育 ~小中高大で一貫した情報リテラシー教育への課題~
情報の科学と技術
- 巻
- 67
- 号
- 10
- 開始ページ
- 539
- 終了ページ
- 545
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18919/jkg.67.10_539
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 情報科学技術協会
<p>日本の大学における情報リテラシー教育は,大学図書館における利用者教育の発展形と,情報処理教育の一般教育化の2つの文脈がある。これらは異なる経緯や視点をもち,複数の組織から独立的に実施される場合が多い。一方で,現在の大学の現場では両者とも「情報リテラシー教育」という共通の目標語のもと展開されることがあり,本来は大学全体で接続的・統合的に実施されるべきと考える。本稿ではこれらの議論を振り返りつつ,両者の視点を接続・統合して実施された情報リテラシー科目の事例を解説する。そのうえで,小中高大が接続した情報リテラシー教育の実現にむけて,将来展望と課題を考察する。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.18919/jkg.67.10_539
- ISSN : 0913-3801
- CiNii Articles ID : 130006109912
- CiNii Books ID : AN10005857