2018年8月 - 2020年3月
母子分離の母親のオキシトシンレベルと子どもへの愛着形成に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
産後1か月~12ヶ月までの母親61名に、血中および唾液中オキシトシン(OT)濃度の測定を行った。測定は①授乳前、②授乳中、③授乳終了後30分、④授乳終了後60分の合計4回実施した。
その結果、授乳中にOTの有意な上昇を認めた。また、産後1ヶ月の母親のOTレベルは、その他の時期と比較し、有意に高い事が明らかとなった。授乳前と比較した授乳中のOTの上昇率とEPDS、STAIの得点との間に有意な負の相関を認めた。SRS-18、MIBS-Jとは有意な相関は認められなかった。本研究の主目的であった母子分離の母親との比較検証については、倫理的配慮より実施しなかった。
その結果、授乳中にOTの有意な上昇を認めた。また、産後1ヶ月の母親のOTレベルは、その他の時期と比較し、有意に高い事が明らかとなった。授乳前と比較した授乳中のOTの上昇率とEPDS、STAIの得点との間に有意な負の相関を認めた。SRS-18、MIBS-Jとは有意な相関は認められなかった。本研究の主目的であった母子分離の母親との比較検証については、倫理的配慮より実施しなかった。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K21448
- 体系的課題番号 : JP19K21448