南谷奉良 (Yoshimi Minamitani) - マイポータル

基本情報

所属: 京都大学大学院文学研究科准教授

学位: 学士（文学）(東京都立大学)
修士（文学）(首都大学東京)
博士（学術）(一橋大学)

研究者番号: 80826727
ORCID iD: https://orcid.org/0000-0002-6542-8118
J-GLOBAL ID: 201601004851113702
researchmap会員ID: B000268871

外部リンク: http://www.stephens-workshop.com

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研究分野

主要な経歴

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学歴

2011年4月 - 2019年7月

一橋大学, 言語社会研究科
2006年4月 - 2011年3月

首都大学東京, 人文社会学部, 国際文化コース欧米文化論分野英語圏文化論教室
2001年4月 - 2006年3月

東京都立大学, 英文科

書籍等出版物

百年目の『ユリシーズ』

下楠昌哉, 須川いずみ, 田村章編著 (担当:分担執筆, 範囲:南谷奉良「違法無鑑札放浪犬の咆哮」（pp.93-110）)

松籟社 2022年2月2日
ジョイスの挑戦──『ユリシーズ』に嵌る方法 (JJJS(Japanese James Joyce Studies))

金井嘉彦, 吉川信, 横内一雄編著 (担当:分担執筆, 範囲:南谷奉良「第四章『ユリシーズ』と動物の痛み ― レオポルド・ブルームの優しさについて」（pp.135-158）)

言叢社 2022年2月2日
『文学とアダプテーションII―ヨーロッパ文化の変容』小川公代・吉村和明責任編集

小川公代, 吉村和明責任編集 (担当:分担執筆, 範囲:「生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで」（174-98頁）)

春風社 2021年9月
『幻想と怪奇の英文学IV――変幻自在編』

東雅夫, 下楠昌哉 (担当:分担執筆, 範囲:南谷奉良「洞窟のなかの幻想の怪物ー初期恐竜・古生物文学の形式と諸特徴」pp. 31-53)

春風社 2020年9月 (ISBN: 9784861106996)
『ジョイスへの扉―「若き日の芸術家の肖像」を開く十二の鍵』

高橋渡, 河原真也, 田多良俊樹編著 (担当:共著, 範囲:南谷奉良「ジョイスの〈ベヒーモス〉―「スティーヴン・ヒアロー」あるいは「若き生の断章」試論』)

英宝社 2019年3月 (ISBN: 9784269721500)
ジョイスの迷宮(ラビリンス): 『若き日の芸術家の肖像』に嵌る方法 (ジャパニーズ・ジェイムズ・ジョイス・スタディーズ)

金井嘉彦, 道木一弘 (担当:共著, 範囲:南谷奉良第一章「おねしょと住所―流動し、往復する生の地図」)

言叢社 2016年12月 (ISBN: 4862090621)
ジョイスの罠―『ダブリナーズ』に嵌る方法

金井嘉彦, 吉川信 (担当:共著, 範囲:南谷奉良第九章「ゼロックス・メカニクス―「複写」の機械式韻文」)

言叢社 2016年2月 (ISBN: 4862090583)

主要な論文

『ユリシーズ』と鞭打つ者 --痛みにまつわるレオポルド・ブルームの功罪

南谷奉良

Albion 69 17-29 2023年11月査読有り
ジョイスと鞭打つ者 ―「遭遇」における痛みの反復と循環

南谷奉良

Joycean Japan (32), 6-17 2021年6月査読有り
The Metamorphosis of Stephen Da(e)dalus: The Plesiosaurus and the Slimy Sea

Yoshimi Minamitani

101-114 2021年3月査読有り
Joyce's "Force" and His Tuskers as Modern Animals

南谷奉良

Humanities, Special Issue "Joyce, Animals, and the Non human" 6(3) 1-15 2017年7月査読有り
芸術と生と情熱のエゴシステムーージェイムズ・ジョイスの『若き生の断章』（“Chapters in the Life of a Young Man”）

南谷奉良

Joycean Japan (27) 4-19 2016年6月査読有り

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講演・口頭発表等

34

声をもつテクストの誕生―生成AIと文学研究

南谷奉良

京都大学文学研究科公開シンポジウム「未だ生成されざる学知を求めて―生成AIの可能性と諸問題」 2023年12月10日招待有り
26

「ガブラー版ユリシーズ入門ワークショップ」

南谷奉良

ハンス・ヴァルター・ガブラー氏講演「愛の復活、そのゆくえ—今、ガブラー版『ユリシーズ』の意義を語る」 2023年10月15日招待有り
登場人物の呼称と「悪態」からみる『クララとお日さま』 ―テキストマイニングとChatGPTによる応用的読解

南谷奉良

AAAプロジェクト第3回研究集会 2023年8月27日
119

機械のような私と私のような機械――文学研究から考える生成AI・ロボット・人間の〈新しい握手〉について

南谷奉良

「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業学術知共創プログラム「人間・社会・自然の来歴と未来―「人新世」における人間性の根本を問う」名古屋大学人文学研究科附属人文知共創センター設立記念シンポジウム〈けさひらく人文知〉 2023年3月26日
クララに出来ることと出来ないこと―AIロボット小説Klara and the Sun (2021)の語りで学習される〈特別な言葉〉

南谷奉良

京大英文学会年次学会 2022年11月12日
国境と言語、世紀をまたぐ文学『ユリシーズ』―1922年、2022年、2122年の視点から―

南谷奉良

日本アイルランド協会主催（大阪経済大学日本経済史研究所後援） 2022年公開講座（関西） 2022年10月22日招待有り
ジョイスと鞭打つ者 ― 『ユリシーズ』における残酷な打擲具、あるいはブルームの痛みの罪について

南谷奉良

日本ジェイムズ・ジョイス協会第 34 回研究大会 2022年6月12日
第1部：『ユリシーズ』第８挿話―食べる食べる食べる民のテーブル

南谷奉良

22 Ulysses―ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待 2022年6月3日田多良俊樹、河原真也、桃尾美佳、小野瀬宗一郎、南谷奉良、小林広直、田中恵理、平繁佳織、永嶋友、今関裕太、宮原駿、湯田かよこ、新井智也
馬のいない馬車―小説空間における荷役動物とその〈隠される仕事〉について

南谷奉良

日本英文学会第94回大会シンポジア第3部門 2022年5月21日
第1部：『ユリシーズ』第３挿話―知覚と実在、波の言葉、万物の変身

南谷奉良

22 Ulysses―ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待 2022年3月18日田多良俊樹、河原真也、桃尾美佳、小野瀬宗一郎、南谷奉良、小林広直、田中恵理、平繁佳織、永嶋友、今関裕太、宮原駿、湯田かよこ、新井智也
ジョイスと鞭打つ者―『若き日の芸術家の肖像』におけるパンディバットの痛みと〈蔦状のシンタックス〉について

南谷奉良

日本ジェイムズ・ジョイス協会第33回研究大会 2021年6月12日
123

未踏の雪原のフィールド―痛みを表現する障壁と困難について

南谷奉良

痛みの研究会 2021年3月21日【共催】東京大学東アジア藝文書院 East Asian Academy for New Liberal Arts, the University of Tokyo (EAA)
ジョイスと鞭打つ者―“An Encounter”と“Counterparts”における痛みの詩学

南谷奉良

日本ジェイムズ・ジョイス協会第32回研究大会 2020年9月19日
痛みの定量化、言語化、実体化の詩学―文学のなかの痛み―

南谷奉良

痛みの研究会 2018年10月27日
Wandering Dogs: ジョイスと犬の都市

南谷奉良

日本ジェイムズ・ジョイス学会第30回大会 2018年6月9日
文学のなかの海竜を求めて：Joyce, Plesiosaurus, and the Monstrous

南谷奉良

日本英文学会第90回全国大会 2018年5月20日
Polyglot, Pomegranate, Trieste―ジョイスの〈夥しさ〉の土壌

南谷奉良

世界文学・語圏横断ネットワーク 2018年3月31日
671

21世紀のジェイムズ・ジョイス―未だ知られざる入口へ」

金井嘉彦, 南谷奉良, 小林広直

「〈書かれなさ〉を書くジョイス―イットとシルエットの方法論」 2017年2月4日本屋B＆B
違法無鑑札野良犬の咆哮――『ユリシーズ』第12挿話における柳瀬尚紀の翻訳法と〈発犬伝〉の検証

南谷奉良

新英米文学会、個人研究発表 2016年12月17日新英米文学会
『失われた世界』以前の失われた身体：世紀転換期の〈恐竜〉物語における巨獣の想像的身体について

南谷奉良

日本英文学会全国大会第88回大会 2016年5月28日

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MISC

邪魔だらけの物語――第7挿話アイオロスの読み方（1）

南谷奉良

Webあかし 2020年9月
スペアミントの根をたどる――生活者の視点から読む『ユリシーズ』

南谷奉良

2020年1月20日
『ユリシーズ』のなかの《小動物》（2）――発見から発見へ

南谷奉良

Webあかし 2019年11月
『ユリシーズ』のなかの《小動物》――遭遇から発見へ（1）

南谷奉良

Webあかし 2019年9月招待有り
3年後への序文――『ユリシーズ』出版100周年に向けて

南谷奉良

Webあかし 2019年6月招待有り
【書評】ジェイムズ・ジョイス著『ユリシーズ』柳瀬尚紀訳（河出書房新社）

南谷奉良

西日本新聞「読書館」（2017/1/15） 24-24 2017年1月招待有り
文学のなかの〈恐竜〉を求めて（前編）（後編）

南谷奉良

academist journal 2016年10月査読有り招待有り
【英和翻訳＋作品解題】ハーリー・S・オルディンガ―「恐竜の歩む道」翻訳＋作品解題

南谷奉良

New Perspective (203) 61-68 2016年7月
【国際シンポジウム報告】「あなたは私の死だった―文学のなかの死」への応答

南谷奉良, 山本潤

『人文学報』 512(515) 113-122 2016年3月
【英和翻訳】ダリン・テネフ著「あなたは私の死だった――文学のなかの死」

南谷奉良

『人文学報』 (512-15) 77-112 2016年3月招待有り
【エッセイ】『ジョイスの罠―『ダブリナーズ』に嵌る方法』に寄せて

南谷奉良

言叢社ホームページ 2016年2月招待有り
【国際シンポジウム報告】「ジャック・デリダ没後10 年ダリン・テネフ『猫、眼差し、そして死』への応答」

大杉重男, 南谷奉良, 山本潤

『人文学報』 (511) 147-161 2015年6月
【英和翻訳】ダリン・テネフ著「猫、眼差し、そして死」

南谷奉良

『人文学報』 (511) 113-146 2015年6月招待有り
【シンポジウム報告】「動物たちの地獄」―『スティーヴン・ヒアローにみる近代と生体解剖』

南谷奉良

(25) 60-70 2014年6月
【英和翻訳】ゾラン・ディミッチュ著「聴こえてくる大学へ」

南谷奉良

『人文学報』 (481) 119-139 2014年3月招待有り
【書評】Enrique Vila-Matas. Dublinesque

南谷奉良

Joycean Japan (24) 72-73 2013年6月
【Review】Gordon Bowker James Joyce: A Biography

南谷奉良

Joycean Japan (23) 110-111 2012年6月
【作品紹介】グレゴール・アラーム（フランツ・カフカ『変身』

南谷奉良

藤原ちから・辻本力編『〈建築〉としてのブックガイド』（明月堂書店） 2011年2月

所属学協会

担当経験のある科目(授業)

共同研究・競争的資金等の研究課題

人間・社会・自然の来歴と未来：「人新世」における人間性の根本を問う

課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業（学術知共創プログラム）受託研究 2022年6月 - 2028年3月
ジェイムズ・ジョイスと〈苦痛の鞭を打つ者〉―文学における痛みの文化史的考察

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2020年4月 - 2023年3月

南谷奉良