2014年4月 - 2016年3月
腸管免疫におけるセマフォリンシグナルを標的とした生活習慣病発症機序の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
血管内皮に発現するSemaphorin3G(以下Sema3G)を同定し、このKOマウスを用いて腸内細菌叢ならびに高脂肪食負荷による代謝の変化を検討した。Sema3G KOではBacteroides門がFirmicutes門に比して増加する傾向が見られた。メタゲノム解析ではSema3G KOにおいてはCyanobacteriaが増加、Verrucomicrobiaの減少がみられた。また、高脂肪食負荷では、KOマウスでは耐糖能が良好で、インスリン感受性がよく、脂肪肝が軽減される事が分かった。
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- 課題番号 : 26670362
- 体系的課題番号 : JP26670362