2014年4月 - 2018年3月
保育における遊びのリスク・ベネフィットバランスに関する総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
子どもの心身の発達において,リスクのある遊びは必要であると考えられているが,十分に実証されていない。そこで本研究では,保護者と保育者を対象にリスクマネジメント評価尺度を開発し,遊びにおいてリスクの価値を認める程度やリスクの管理を行う程度が,子どもの発達に及ぼす影響を検討した。調査の結果,3歳から6歳の子どもの保護者においては,怪我の回避に関する意識が高いほどスリルのある遊びを制限すること,また,遊びを制限する程度が高いほど子どもの身体能力等が低いこと,などが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 26560416
- 体系的課題番号 : JP26560416