2015年4月 - 2019年3月
大学生の「グローバルな能力」獲得と活用の過程-4タイプの国際経験による比較研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
国際経験をもつ大学生の「グローバルな能力」の獲得と活用の過程について、①大学短期留学型(交換留学生)②家族駐在型(帰国生)③中学・高校単身留学型 ④インターナショナルスクール在籍型」の 4タイプに分けて対象者にインタビューを行い、比較検討した。
大学短期留学経験者は、適応力・順応力、コミュニケーション能力、異文化への理解力などの能力を身につける反面、自信喪失や日本社会への違和感などの語りも見られた。留学経験者・帰国生のほぼ全員が海外につながるキャリア形成を目指していたが、帰国生では「帰国生」というポジショナリティから自分の能力を捉え、それをキャリアに活用しようと考えている点が特徴といえる。
大学短期留学経験者は、適応力・順応力、コミュニケーション能力、異文化への理解力などの能力を身につける反面、自信喪失や日本社会への違和感などの語りも見られた。留学経験者・帰国生のほぼ全員が海外につながるキャリア形成を目指していたが、帰国生では「帰国生」というポジショナリティから自分の能力を捉え、それをキャリアに活用しようと考えている点が特徴といえる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K04369
- 体系的課題番号 : JP15K04369