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2013年5月3日

テラヘルツ帯ボウタイアンテナにおける等価定理を用いた放射電磁界推定法の検討(テラヘルツ応用,シミュレーション技術,一般)

電子情報通信学会技術研究報告. EST, エレクトロニクスシミュレーション
  • 山倉 裕和
  • ,
  • 斉藤 光史
  • ,
  • 須原 理彦

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26
開始ページ
51
終了ページ
56
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

近年盛んとなっているテラヘルツ帯無線通信の研究は送・受信デバイスそれぞれの特性改善と送受信模擬実験による推進がなされてきている.これらのデバイスに要求される極限性能の同定には送・受信デバイスそれぞれの物理モデル及び対向させた際の無線通信線路のモデルを構築し,アンテナ間の無線信号伝送特性を包括的にシミュレーションする必要がある.しかしこのモデル構築過程において送受信デバイス間の距離の設定範囲は解析マシンのスペックに制限され,近傍領域の解析に限定されるケースが多い.そこで本研究では送信デバイス近傍の電磁界シミュレーション解析結果に等価定理を用いて,送信デバイスからの任意の位置における放射電磁界について,送信デバイスからの距離・角度依存性を推定する手法の検討と包括的送受信システムの物理モデル構築を目指している.本報告ではフル数値シミュレーションとの比較が可能な近傍電磁界領域において,提案手法の適用可能性を評価した.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009768449
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12526305
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009768449
  • CiNii Books ID : AA12526305
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000004785427

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