共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

歴史社会言語学とコーパス言語学の融合による言語接触についての実証的基礎研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
15K02546
体系的番号
JP15K02546
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

言語学全体においてコーパス利用がひろく一般的になる時期にあって,コーパスを用いた研究にすでに精通していた研究代表者と研究分担者は,それぞれの強みを生かして,英語史における言語接触のプロセスにせまる実証的な基礎研究を行った.成果として,これまで主に歴史言語学,書誌学分野や英文学の分野で研究対象とされてきた中英語資料のうち,あまり顧みられることのなかった翻訳英語資料を主たる観察対象として,歴史社会言語学の観点から翻訳と翻訳者を捉え直し,その言語使用のなかに他言語(翻訳元言語)との言語接触の痕跡の有無を探究した.その成果を論文として公刊した.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K02546
ID情報
  • 課題番号 : 15K02546
  • 体系的番号 : JP15K02546

この研究課題の成果一覧

論文

  3

書籍等出版物

  1
  • Mitsumi Uchida, Yoko Iyeiri, Lawrence Schourup (担当:編者(編著者), 範囲:For and because: A comparative study of causal conjunctions in Caxton's Paris and Vienne and three French versions of the same text (Yoko Iyeiriとの共著))
    Kaitakusha 2017年11月 (ISBN: 9784758922531)