2015年4月 - 2019年3月
歴史社会言語学とコーパス言語学の融合による言語接触についての実証的基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
言語学全体においてコーパス利用がひろく一般的になる時期にあって,コーパスを用いた研究にすでに精通していた研究代表者と研究分担者は,それぞれの強みを生かして,英語史における言語接触のプロセスにせまる実証的な基礎研究を行った.成果として,これまで主に歴史言語学,書誌学分野や英文学の分野で研究対象とされてきた中英語資料のうち,あまり顧みられることのなかった翻訳英語資料を主たる観察対象として,歴史社会言語学の観点から翻訳と翻訳者を捉え直し,その言語使用のなかに他言語(翻訳元言語)との言語接触の痕跡の有無を探究した.その成果を論文として公刊した.
- ID情報
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- 課題番号 : 15K02546
- 体系的番号 : JP15K02546
この研究課題の成果一覧
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論文
3-
Kwansei Gakuin University School of Sociology Journal (131) 47-64 2019年3月 最終著者
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Kwansei Gakuin University School of Sociology Journal (126) 13-19 2017年3月 最終著者
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Kwansei Gakuin University School of Sociology Journal (123) 135-144 2016年3月
書籍等出版物
1-
Kaitakusha 2017年11月 (ISBN: 9784758922531)