論文

2011年3月

当事者参加授業を経て精神看護学実習を体験した学生の対象理解と学生への影響

川崎市立看護短期大学紀要
  • 福永 ひとみ
  • ,
  • 佐々木 三和
  • ,
  • 那須 実千代

16
1
開始ページ
107
終了ページ
114
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.15071/00000071
出版者・発行元
川崎市立看護短期大学

A短期大学2年次に当事者参加授業(以下;参加授業)を受け、3年次の精神看護学実習を終了した学生8名に半構成的面接を行い、「実習を終えての感想」「実習で出会った患者や参加授業で出会った患者をどのように受け止めているか(対象の理解)」「実習前に参加授業を受けたことをどのように思うか」などについて尋ね、語られた内容を質的帰納的に分析した。結果、「対象の理解」について学生は、実習で受け持った患者と参加授業で出会った患者(地域で生活する患者)とを比較して述べており、その内容から【病気に対する認識の違い】【他者との付き合い方の違い】【自己のあり方の違い】というカテゴリーと、両者に共通する健康な部分を見つけ身近に感じたことを表す【違いがない】というカテゴリーが抽出された。また、「実習前に参加授業を受けたこと」が学生に与えた影響として【理解の深まり】【印象の変化】【精神障害は特別ではないと再認識】【学びの活用】というカテゴリーが抽出された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.15071/00000071
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005704987
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000315690594