2016年4月 - 2020年3月
課題解決型説明カリキュラムと評価法のユニバーサルデザイン化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
次世代に持続・発展可能な社会を形成するために,資質・能力としての課題解決力の育成を意図するカリキュラム開発がOECD等で国際的に進展しており,育成された資質・能力を捉える評価法の開発が求められている。我が国でも,課題探究力を育むための優れたカリキュラム/指導と評価の開発が推進されており,これらを,できるだけ多くの国々で適用可能かつ資質・能力の育成に対し実効性の高いものとしてデザインすることが教育界での国際貢献となる。そこで,本研究では,中学校数学科の課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を開発し,カリキュラムと評価法をユニバーサルデザイン化する。
本研究の目的を達成するために,次の二つの下位目標を設定する。
目標Ⅰ:課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を作成する。
目標Ⅱ: 開発されたカリキュラムと評価法をユニバーサルデザイン化する。
このうち,本年度は,目標Ⅰ「課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を作成する」に関して,改善された,課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を実施するとともに,中学校数学科における他の内容の特性に応じた評価法を試作し,中学校の教員に対して実施した。また,目標Ⅱに関して,評価法を海外の研究者(University of Exeter,UK)との協働により,英国の教育内容や方法に即して質問項目を評価・改善・翻訳した上で実施した。
本研究の目的を達成するために,次の二つの下位目標を設定する。
目標Ⅰ:課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を作成する。
目標Ⅱ: 開発されたカリキュラムと評価法をユニバーサルデザイン化する。
このうち,本年度は,目標Ⅰ「課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を作成する」に関して,改善された,課題解決型説明カリキュラムで育成される資質・能力の評価法を実施するとともに,中学校数学科における他の内容の特性に応じた評価法を試作し,中学校の教員に対して実施した。また,目標Ⅱに関して,評価法を海外の研究者(University of Exeter,UK)との協働により,英国の教育内容や方法に即して質問項目を評価・改善・翻訳した上で実施した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H02068
- 体系的課題番号 : JP16H02068
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
日本数学教育学会第8回春期研究大会論文集 255-262 2020年6月