MISC

2010年11月8日

樹木画試験の画像解析を用いた双極性障害と鬱病性障害の判別分析

電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像
  • 藤原 徹
  • ,
  • 宮田 周平
  • ,
  • 川野 泰周
  • ,
  • 神農 雅彦

110
280
開始ページ
63
終了ページ
66
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

双極性障害と鬱病性障害とは異なる精神疾患であり、治療方法や処方薬も異なっている.しかし、両者の患者の症状は類似している場合が多く、診察において両者を明確に区別することは容易ではない.一方、樹木画試験は、被験者に実のなる木を描いてもらう心理テストであり、この試験は健康保険でも認められていて、心療内科等で広く実施されている.双極性障害と鬱病性障害の患者がそれぞれ描画した樹木画を画像解析し、両者の画像特徴量の差異を調べた.この結果、画像特徴量のマハラノビス距離を用いて判別分析をすることにより、両者を識別することが可能となった.この手法は心療内科の診察に有用である.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008152316
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11370335
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110008152316
  • CiNii Books ID : AA11370335
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000006893698

エクスポート
BibTeX RIS