2017年6月
国立国会図書館における納入出版物代償金制度
2017年度日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
- 開始ページ
- 21
- 終了ページ
- 23
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本図書館情報学会春季研究集会事務局
国立国会図書館は、主に納本制度により図書及びその他の図書館資料を蒐集している。しかしながら、義務的に国の機関に出版物を納めるという制度は、戦前の出版法・新聞紙法などによる検閲制度や出版統制を想起するもので、当時の出版事情からもその定着には相当の困難があったことから、昭和 24 年に館法の一部改正により代償金規定が設置されるなどの改正が行われた。このことから、国立国会図書館における納入出版物代償金制度について、意義及び歴史的経緯、実務上の運用について明らかにする。
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- ISSN : 2188-5982
- CiNii Articles ID : 40021261175